ふとしたタイミングで、フローリングに小さな虫が点々と動いているのを発見し、「もしかしたらダニかも…」と不安になった経験はありませんか?すぐにでも退治したいですよね。

そこで今回はフローリングで見つけたダニの対処法をご紹介します。また、ダニが出た原因もまとめるので、根本的な解決の参考にしてみてください。

フローリングにダニがいる理由は?

フローリング

一般的にダニはカーペットや布団など、湿気がこもる布製品に多く潜む生き物です。

フローリングに生きたダニが住んでいることはほとんどありませんが、カーペットや布団などの下、畳の近くなどからフローリングに移動してくることがあります。

肉眼ではうっすらと白く点々が見える程度で、もし「ダニかな…?」と怪しいようなら退治するといいですよ。

フローリングのダニを退治する方法は?

フローリングに掃除機をかける

ダニはフローリングの表面にいるものを取り除ければOK。奥深くに入り込んでいるわけではないので安心してくださいね。

掃除機でそっと吸い取る

舞い上げないように注意しながら丁寧に吸い取る。

取れたゴミを処分する

取れたゴミはすぐにゴミ袋に移して封をしておく。

換気し、乾燥させる

ダニの過ごしにくい環境をつくるため、部屋の空気を入れ替えたら完了。

ダニは生命力の強い生き物で、洗剤や消毒はほとんど効果がありません。ただ、乾燥させると繁殖が止まるので、換気してジメッとした空気を外に逃がしておきましょう。

フローリングのダニを退治したら原因も突き止めよう

布団を干す

フローリングのダニを取り除いたら、今度はダニが出てきた原因も確認し、解決しましょう。このステップが一番大切で、根本的にダニ退治をしておかないとすぐにまた発生して悩まされます。

方法は大きく分けて2通り。カーペットや布団など、近くの布製品で試してみてくださいね。

ダニ対策①|乾燥機で熱をかける

ダニの唯一の弱点は「高い温度」50℃以上の温風をかけ続けると死滅します。

おうちの乾燥機に入らなかったり、持っていなかったりする場合は、コインランドリーを活用するといいですよ。乾燥機に入れる前に「洗濯表示」の確認は忘れないでくださいね。

乾燥し終わったら、死骸がくっついているので掃除機をかけて吸い取れば完了です。

ダニ対策②|干して乾燥させる

乾燥機が使えないラグなどは天日干しして乾燥させましょう。

ただし、干して乾燥させるのは手っ取り早く取り組めますが、ダニの働きをしずめて繁殖を止める効果があるだけで、死滅させるほどの効果は得られません

こまめに干したり、風を当てたりしてダニの住みにくい環境を維持すると、いま以上に寄せ付けたり繁殖させたりすることは防げます。

覚えておきたい

エコなわざあり

フローリングはダニの死骸に注意!

ホコリ 床 フローリング

フローリングで生きたダニが潜んでいることはほとんどありませんが、「ダニのフンや死骸」には注意が必要。粉っぽく舞い上がりやすいので、ホコリなどにもよく混じって積もっています。

実はこの「フンや死骸」がアレルギーを引き起こします

ほうっておくと鼻炎など健康を損なう可能性もあるので、こまめに掃除機をかけてホコリを取り除きましょう。

フローリングのダニを退治しよう

フローリングにダニのような虫を見つけてしまうと不安になりますね。実際はそうでなくても、「ダニがいっぱいいるかも…」と考えるだけで気持ちが悪いものですね。

フローリングのダニ退治はとっても簡単。カーペットや布団など原因となったものまで対策できると元通りくつろげるお部屋に戻りますよ。