旦那さんが毎日仕事で身につけるネクタイ。たまにシミをつけて帰ってきたときにはどう洗濯しようか迷ってしまいますね。そもそも洗濯機で洗える？手洗い？洗剤は何を使えばいいの？と疑問はつきませんよね。
そこで今回は、おうちでネクタイを洗濯する方法を詳しくご紹介します。
ネクタイは洗濯できる？洗濯表示がないものは？
ネクタイやスーツなどのビジネスグッズはおうちで洗えないものが多く、クリーニングに出している方も多いと思います。
ネクタイも例外ではなく、おうちで洗えないものがあるので、まずは洗濯表示を確認することが大切です。
おうちで洗えるのは、洗濯機洗いか手洗いが可能な「水洗い」のできるものだけ。☓印がついた「水洗い不可」のマークがあると、そもそも水濡れに弱いのでクリーニングに出しましょう。
洗濯表示がないときは？
ネクタイのなかには洗濯表示がついてないものも。その場合は、素材からおおよそ洗えるかどうか判断しましょう。
基本的には「シルク100％」などの特別デリケートな素材でなければ、おうちで洗っても大丈夫。「高価なネクタイは無理におうちで洗濯するのは避ける」と考えた方がいいかもしれませんね。
ネクタイの洗い方は手洗いがいい？必要なものは？
- 必須
- 『エマール』などの中性洗剤
- 洗面器
- ぬるま湯
- タオル
ネクタイはとてもデリケートな素材なので、基本的には「手洗い」がおすすめです。ネクタイが入る大きさの洗面器を用意しましょう。折りたたんで洗えばいいので、大きな洗面器でなくてもかまいません。
洗剤は通常の洗濯洗剤ではなく『エマール』や『アクロン』といったおしゃれ着洗剤を用意します。さらに汚れを落としやすくするために、40℃前後のぬるま湯も用意します。
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ネクタイの洗い方！どう手洗いする？
準備が整ったら、次の手順で手洗いを進めていきましょう。
洗面器にお湯と洗剤を入れる
洗面器にお湯と洗剤を入れよく混ぜる。量は規定の分量。
ネクタイをつける
ひたひたになるように全体を浸けて5分ほど放置した後、上下前後左右に軽くゆする。
水気を切ってタオルにのせる
水が垂れなくなるくらいまで水分をきり、タオルにのせる。
タオルドライする
タオルを折り返し、上下でネクタイを挟み込んで水分をタオルに移す。
ハンガーにかけて乾かす
ハンガーにかけて陰干しで乾燥させる。
この方法で汚れが取り切れなかった場合は、クリーニングに出しましょう。
ネクタイを手洗いした後は？
乾かした後の最後の仕上げといえば「アイロンがけ」ですね。
ネクタイにアイロンをかけると、表面の素材が溶けてテカってしまうイメージがあるかもしれません。ただ、「あて布」を用意して次の方法で進めれば大丈夫ですよ。
アイロンを中温に設定する
アイロンを中温に設定する。ネクタイにあて布をかぶせ準備。
スチームを当てる
あて布の上から、さらにアイロンを1cmほど浮かせた状態でスチームを当てる。
形を整える
手でやさしく伸ばして形を整える。②と③を繰り返す。
アイロンの熱で乾かす
スチームを切って、浮かせたままアイロンの熱を当てて乾かしていく。
このときに菜箸などの細長い棒を用意し、ネクタイの両脇に差し込んでアイロンをかけると角の部分がふっくら仕上がります。
ネクタイは洗濯機で洗えないの？洗い方は？
ネクタイは手洗いがおすすめと紹介してきましたが、洗濯機で手軽に洗いたいときもありますよね。
厳密には、洗濯機で洗えないこともありません。その場合は、洗濯ネットに入れて「ドライモード」などの弱い水流で必ず洗ってください。
それでもヨレる可能性は十分にあるので、傷んでも問題ないネクタイでまずは試してみてくださいね。
『ネクタイ用 洗濯ネット』
ネクタイ用の細長い形をした洗濯ネットが販売されています。洗濯機で洗う場合は1つ用意しておくといいですよ。
ネクタイの洗い方は簡単！
ネクタイをおうちで洗うのはむずかしいイメージがあるかもしれませんが、そもそもおうちで洗っていいネクタイかどうかを見極め、あとはできるだけ丁寧に扱うだけです。
クリーニングに出す手間がかからないので、サッと汚れをとって、身につけたいときに身につけられるようになりますよ。
