日々の生活の必需品といえばタオル。頻繁に使うものなだけに、何度も洗濯していると気になってくるのが、臭いやゴワゴワ感ですよね。実はこれ、ちょっとしたひと工夫でスッキリ解消できるんです。
今回は、タオルの汚れをスッキリ流し、ふわふわに仕上げる洗濯のコツをご紹介します。
洗濯したタオルがゴワゴワになる原因は?
タオルは使い込んでいるうちにだんだんと臭いが出てきたり、ゴワゴワして使い心地が悪くなったりしてきますね。
これは次の2つののどちらかが原因です。
② 干し方を間違えている
洗濯機まかせにしているとあまり意識することはありませんが、汚れをしっかり落としてふわふわにするにはコツがあります。
特別な道具を使ったり、時間をかけたりする必要はありません。簡単な方法でこの悩みを解消できますよ。
タオルの洗濯!正しい洗い方は?
- 必須
- 『アタック』などの洗濯洗剤
- あると便利
- 『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
- 『レノア』などの柔軟剤
まずはタオルの汚れをしっかり落とすための効果的なやり方からご紹介。次で洗濯時のコツを詳しく紹介するのでしっかりおさえていきましょう。
必要なものは、最低限洗剤だけあれば大丈夫。臭いがあるときなどは酸素系漂白剤をあわせて使うと効果的です。
タオルの洗濯方法
基本的には洗濯機任せでも大丈夫。ただ、こまかなところで注意点がいくつかあるので、間違ったやり方を選ばないように気をつけてください。
洗濯機にいれ、洗剤を投入する
洗濯機にタオルと洗濯物をいれたら、電源を入れ標準コースを選択します。洗濯機の表示通りの洗剤を計って投入口にいれます。
洗濯をはじめる
タオルは丈夫なのでネットなどに入れる必要はありません。色移りを防ぐため色柄物と一緒に洗うのは避けましょう。
取り出す
洗濯が終わったらすぐに取り出します。取り出すのが遅くなると雑菌が広がりやすいので注意。
ふりさばいて干す
脱水で潰れた生地を起こすため、1度強く振ります。あとは風通しのいい場所で干せば完了です。
タオルを洗濯するコツは?洗剤の量も大事
ふだん特に意識せずに使っている洗濯機ですが、実は使い方しだいでは汚れ落ちが悪くなることもあります。
ここでタオルをうまく洗濯するためのポイントを押さえておきましょう。
洗剤をいれすぎない
洗剤をいっぱい入れると汚れ落ちがよくなるように思えますが、実は逆効果。流しきれなかった洗剤がタオルに残ってしまい、臭いや汚れがつきやすくなります。
また、柔軟剤を使うときも要注意。柔軟剤を入れすぎると繊維の吸水性が悪くなります。規定の量よりも少なめに入れるくらいでも大丈夫です。
洗濯物をギュウギュウに詰め込まない
洗濯機を回すときは、ついいっぱいに詰め込んで洗いたくなりますが、ギュウギュウにしていると水がうまくいきわたらずに、汚れ落ちが悪くなります。流れ出た汚れがタオルに戻ってしまうこともあります。
洗濯物がいっぱいあるときは2回にわけたり、こまめに洗濯したりと工夫して汚れをしっかり流しましょう。
タオルを洗濯した後、ふわふわにする干し方とは?
ふわふわな仕上がりにしたい!という場合は干すときに少し工夫してあげるとうまくいきます。適度な量の柔軟剤をいれるとやわらかな仕上がりになりますよ。
脱水後はすぐに干す
脱水まで終わってブザーが鳴ったら、できるだけ早く取り出して干すのが大切。濡れた状態が長く続くと雑菌や汚れが広がりやすくなるので仕上がりが悪くなります。後回しにせず、すぐに干してくださいね。
干す前に振りさばく
脱水後のタオルは「パイル」と呼ばれるループ状の糸が寝ている状態に。倒れたまま干すとパリパリに固まってしまいゴワつきの原因になります。バサバサと5回ほど勢いよく振って、パイルを立ててから干しましょう。
風が通るように干す
タオルを干すときは、風がよく通る場所に干すと繊維が起きやすく、乾きもよくなります。ハンガーにかけるときは均等に2つ折りにせず、どちらか片方を長めにして左右非対称に吊るすと風が当たる面積が広がって乾きが早まりますよ。
覚えておきたい
タオルの臭いや汚れが落ちないときの洗い方は?
タオルの臭いや黒ずんだ汚れがどうしても落ちないときは繊維に汚れが定着しているのかも。一度念入りな洗濯を試してみましょう。
必要なものは『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤と洗面器だけなので簡単にできますよ。
洗面器に40℃ほどのお湯をため、水量にあわせた漂白剤をいれて30分ほど放置しましょう。時間がたったらそのまま洗濯機にいれて1度洗濯すればOK。
漂白剤の力で染み込んだ汚れもスッキリきれいに落とせます。
タオルの洗濯は、正しい洗い方でいつもふわふわに
タオルをキレイに保つのは意外とむずかしく、黒ずんだり、臭ってきたりトラブルが起きやすいものです。毎日使うものなだけにストレスになりますね。
タオルを気持ちよく使うためにも、正しい洗い方をマスターしましょう。洗剤や柔軟剤は規定の量をきちんといれ、乾きやすい干し方にしてあげればトラブルはぐっと減らせますよ。
いつもふわふわなタオルが使えるように、コツを押さえて洗濯してみてくださいね。