繊細で型くずれなどが気になるブラジャー。洗濯後に乾かすときもどんな干し方が正しいのか気になりますね。
正しい方法を知って実践できると、これまでよりも物持ちがよくなりますよ。ここでは型くずれしにくいブラジャーの干し方をご紹介します。
ブラジャーにも正しい干し方がある?
ブラジャーは肩紐がゆるんだり、カップがゆがんだり、型くずれしてつけ心地が悪くなるデリケートなアイテムですね。
これは部分的に伸びやすく型くずれを起こしやすい素材が使われているためです。干し方を間違えて、デリケートな部分に負荷が集中していると傷むのが早まるんです。
ブラジャーには「正しい干し方」があるので、覚えておくと今よりもずっと長持ちしますよ。
ブラジャーの干し方は?
ブラジャーの干し方を考えるときのポイントは「肩紐やカップの部分に力をかけない」こと。この部分はゴムが使われているなど、ブラジャーのなかでもデリケートな部分です。
吊るしたときにできるだけ力がかからないよう、3通りの干し方をご紹介します。
逆さに吊るす
洗濯ばさみで吊り干しする場合は、逆さにしてアンダー部分をつまむのが正しいやり方です。アンダー部分はワイヤーが入っているなど丈夫につくられています。
左右のカップを洗濯ばさみで留め、吊り干しすれば完了。ふだんの干し方と上下を逆にするだけなので取り入れるのも簡単です。
ふたつ折りにして吊るす
ピンチハンガーがいっぱいの場合は、物干し竿を使って干す方法もあります。その場合はカップの間で二つ折りにして竿にかけるだけ。
もし外干しするなら、風で飛んだり落ちたりしないよう、ホックをしっかり留めておきましょう。
ネットに入れたまま干す
ブラジャーを洗濯ネットに入れたまま干すというアイデアも。洗濯ネット自体をピンチなどではさめば、型崩れは起こりません。
風通しが悪くなる分乾くまでに少し時間はかかるので、風通しのよい粗いネットを使っている場合は試してくださいね。
ブラジャーの干し方のコツは?
ブラジャーの生地への負担を減らすため、干し方にちょっとしたコツがあります。ここで覚えておきましょう。
外干しする場合は日陰に干す
デリケートな素材が使われていると日光に当たると傷みが早まります。外干しにするときは直射日光が当たらない風通しのよい日陰に干しましょう。
ピンチハンガーで干す場合は、内側にブラジャーを干して外側をタオルで覆うのがおすすめです。こうすれば日陰になるうえ、目隠し効果もあります。
部屋干しする場合は風通しをよくする
ブラジャーの生地は分厚く、乾きにくい部分がある場合も。室内干しにするときは、風通しをよくすることが大切です。
窓際で干したり、扇風機や換気扇を使って部屋のなかでも風を起こす工夫をしておくと短時間で生地への負担が少なく乾かせますよ。
ブラジャーの型崩れを防ぐのは、干し方だけではない?
実はブラジャーには干し方のほかに、収納時の「正しいたたみ方」もあるんです。
ワイヤーのないブラジャーならホックを留めてカップを重ねるように二つ折りにし、肩紐をカップのなかに押し込んであわせると完成。ワイヤーの入ったブラジャーの場合はホックを留めるだけで大丈夫です。
収納は引き出しにゆったり余裕をもたせて並べましょう。専用の段をつくって並べるとうまく収まりますよ。
覚えておきたい
ブラジャーは干し方だけでなく洗濯もポイント!
ブラジャーの型くずれが心配なら、洗い方も確認してみましょう。
型くずれを起こしやすいので、洗い方はおしゃれ着洗い用の洗剤を使って手洗いが基本。手の平で軽く押して汚れを出し、ザッとすすぐくらいで十分です。お風呂に入ったときのついでなどでササッと洗えます。
また、専用の洗濯ネットを用意したら洗濯機の手洗いコースでも洗えます。手間をかけずに洗濯できるので、ひとつ用意しておくと重宝しますよ。
ブラジャーは正しい干し方で長持ち!
ブラジャーなどの下着は傷みやすい上に、高価なものも多いので、洗濯に気を使いますね。
型くずれの多くは干し方ひとつで防止できます。カップや肩紐など、デリケートな部分をつままないよう、これから意識してみてください。
干し方を改善すると、ブラジャーが型くずれせず、もっと長持ちしますよ。