キムチはそのまま食べるのはもちろん、豚キムチやチゲ鍋などにしてもおいしいですね。しかし一度に使い切れず、長持ちさせられるのか気になることも。
そんなときは冷凍するのがおすすめ。今回はキムチの冷凍保存のやり方をご紹介します。
キムチは冷凍できる?保存期間は?
キムチは発酵食品で保存食であることから傷みにくいイメージがありますが、正しく保存しないと傷んでしまいます。
キムチは10℃以下で保存するのが適しています。冷蔵庫での保存が基本で、なかでもチルド室がおすすめです。
キムチは、未開封であれば1ヶ月ほど日持ちしますが、開封すると2週間ほどと保存期間が短くなります。
また保存状態によっても左右されるため、賞味期限に関わらずできるだけ早く食べるほうが安心ですよ。
キムチを長く保存したいなら、冷凍する方法がありますよ。
水分が出て水っぽくなり、シャキシャキ感はなくなってしまいますが、発酵を遅らせて味を保てますよ。保存期間はだいたい1ヶ月ほど。
チヂミやチゲ鍋など加熱する料理にすると、おいしく食べられますよ。
キムチの冷凍保存の手順は?
キムチを保存するときは、一度に使う分量に分けてから保存するといいですよ。ラップの上に平たく広げ、フリーザーバッグに入れてから空気をしっかりと抜いて冷凍します。
冷凍しても緩やかに発酵は進むので、保存期間内でも早めに食べきりましょう。
解凍するときは、常温や冷蔵で解凍すると水分が出て味が薄くなってしまうので、凍ったまま、炒めたり鍋に入れたりして調理するといいですよ。
キムチを冷凍保存するときの注意点は?
キムチは時間が経つとうまみ成分や乳酸菌により白く変色することがあります。また、発酵が進んで酸味が発生することも。
腐敗による変色、ヌメリ、酸味が強いなど異常が見られた場合は、食べるのをやめてくださいね。
またほかの食品へのニオイ移りにも気をつけましょう。
水分の多いキュウリや大根のキムチは、解凍したときに水分が大量に出てしまいます。味も薄く、歯ごたえもなくなるので、冷凍保存はおすすめしません。
また、一度解凍したキムチを再冷凍するのもNG。菌などが繁殖する可能性があるので、解凍したものは早めに食べきってくださいね。
キムチの冷凍保存を利用して料理を楽しもう
キムチは、しばらく保存したい時は冷凍を使うと長持ちします。しかし食感は柔らかくなってしまうので、加熱する料理に使うといいですよ。ぜひこの機会にやり方を覚えてくださいね。