じゃがいもや挽肉を混ぜて作る「コロッケ」。揚げたてで食べると、サクサク感が楽しめますね。しかし作りすぎたときはどう保存したらよいか迷うことも。
そんなときは冷凍保存がおすすめです。タネのままでも揚げてからでも長持ちさせられますよ。
今回はコロッケの冷凍保存についてご紹介します。
コロッケは冷凍できる?保存期間は?
コロッケの保存方法は、主に「冷蔵保存」「冷凍保存」の2通り。冷蔵の保存期間は2日程度ですが、冷凍すると長持ちします。
「揚げる前のコロッケ」と「おうちで揚げたコロッケ」のどちらも冷凍保存ができ、揚げる前なら保存期間は2週間程度、揚げた場合は1ヶ月ほど日持ちしますよ。
凍ったまま揚げると崩れにくい効果もあるので、あまりそうなときは揚げないで冷凍してもいいですね。
スーパーやコンビニなどで販売されている揚げたコロッケは冷凍保存に向いていません。
すでに一度冷凍したコロッケを揚げている場合が多く、再冷凍は味が著しく落ちる可能性があります。
スーパーやコンビニなどで購入したコロッケは、冷蔵保存してなるべく早く食べましょう。
ちなみに、下記のような状態だと腐敗が進んでいるので、注意してくださいね。
・酸っぱい臭いがする
・酸っぱい味がする
・カビが生えている
・ねばねばしている
・中身が溶けている など
コロッケの冷凍保存の手順は?
コロッケの冷凍方法には、揚げる前か、揚げてから凍らせるかの2通りのやり方があります。
揚げる前のコロッケ
コロッケは1つずつラップで包み、保存袋に入れて、空気を抜いてから袋の口を閉じましょう。
金属製のトレーにのせて、冷凍室へ入れたら完了です。
ちなみに、コロッケのタネを作るときにじゃがいもの固まりが残ってしまっていると、水分が蒸発して味が悪くなります。
ポテトは念入りに潰しておくと、パサパサした食感になりにくいですよ。
揚げるときは、凍ったまま中温の油に入れましょう。
揚げたコロッケ
揚げたてのコロッケは、粗熱が取ってからラップで1つずつ包んで冷凍します。保存袋に入れて密封したら完了です。
解凍するときは電子レンジとオーブントースターを使用するのがおすすめ。電子レンジの解凍モードで温めたら、オーブントースターで10分程度焼いてくださいね。
コロッケを冷凍保存するときの注意点は?
急速冷凍する
冷凍保存するときは、短時間で凍らせるのがポイント。コロッケの酸化を防いで、よりおいしく保存できますよ。保存袋や保存容器に入れたものを金属製のトレーの上に置いて、冷凍室に入れましょう。熱伝導率がいいので、効率よく凍らせますよ。
密封する
空気に触れると結露が出て、霜が付く原因になります。ラップでていねいに包み、保存袋や保存容器などに入れましょう。空気が少ない状態で密封すれば、長持ちしやすいですよ。
再冷凍しない
コロッケは再冷凍すると味が落ちてしまいます。あらかじめ1食分ずつ小分けして、再冷凍を予防しておくのが大切です。一度解凍したら、余らせないように気をつけましょう。
コロッケの冷凍保存を利用して料理を楽しもう
コロッケをたくさん作ったら冷凍保存がおすすめです。タネのまま凍らせれば、ストックとして保存でき、食べるときに揚げたての食感を味わえますよ。また、揚げたものをそのまま冷凍しておけば時短調理にも繋がります。
ぜひこの機会にやり方を覚えてくださいね。