野菜室の奥からしなびた野菜が出てきた…なんて経験はありませんか?毎日開けて見ているはずの野菜室でこんなことが起こるのは、そのなかを整理できていないからなんです。きちんと整理ができていれば、せっかく買った食材をムダにすることがなくなりますよ。
今回は、そんな野菜室を上手に収納する方法を紹介します。
野菜室はどうやって収納する?
野菜室のなかには野菜を雑多に入れてしまいがちですが、グッズを活用して整理してあげるだけで使い勝手がよくなりますよ。
開けたときの見栄えもよくなり、どこに何があるのかわからないといったことがなくなります。
ストッカーで小分け
ストッカーやファイルボックスなどのケースを並べ、そこに野菜を入れていくと仕切り代わりになってスッキリします。深さのある入れものを何個も並べれば、野菜ごとに1つの部屋をもうけられます。
紙袋で仕切る
紙袋でかんたんに仕切る方法もあります。野菜ごとに袋を用意して入れ、それを野菜室に並べれば完成。どちらの方法も、「種類の違う野菜を積み重ねない」のがポイントです。
冷蔵庫の野菜室はどう収納する?
野菜室には、キャベツやほうれん草、トマトなど、さまざまな形の野菜が収納されていると思います。
雑多に収納しがちですが、それだとどこに何があるのかわかりにくくなるので、まずは野菜を分類しておくことが大切。
分類する基準は、「大きさ」や「料理への使用頻度」「葉物」などがあります。これなら、どの食材がどこにあるのかだいたいわかるようになりますね。
「スーパーで買ってきた食材がおうちにあった」「使わないままで腐ってしまった」なんてこともなくなります。
冷蔵庫の野菜室はどこに何を収納すればいい?
野菜室は上段と下段、左右で部屋がわかれているので、先ほどの分類ごとに小分けに収納すると使い勝手がよくなります。
ここでは、具体的に野菜室のどこにどんなものを収納するといいかご紹介します。
上段
上段は「使いかけの野菜(使用頻度の高い野菜)」や「小さい野菜」の収納に向いています。底が浅いのでどこに何があるのかがひと目でわかりますよ。
下段
下段はさらに空間を「奥」と「手前」に分けて考えます。奥には「傷みにくい野菜」を中心に、ジャンル分けした野菜たちを収納します。手前は「少し傷みやすい野菜」や横いっぱいにネギなどの「長物野菜」を寝かせて入れればOK。
野菜室の収納に使えるおすすめのボックスやストッカーは?
野菜室にはボックスやストッカーで小分けに収納するのがおすすめ。専用グッズがあれば、よりキレイに整いますよ。
1.『冷蔵庫 野菜室 整理ケース スケーター』
スリットがついて仕切りの幅を調節できる野菜ケースです。ケースは連結できるので、いくつか並べて野菜を立てて小分けに収納すればスッキリ取り出せますよ。
- 税込価格
- 562円
2.『食品 収納 ラック interDesign 5.5』
野菜を入れられるボックスです。いくつか並べれば小分け収納に。同じシリーズは積み重ねられるので、深い野菜室にも使えます。
- 税込価格
- 1,404円
3.『野菜 保存 容器 グリーンセーバー OXO』
野菜を長持ちさせてくれる驚きのケースです。腐る原因となるエチレンガスなどを吸収してくれるので、ケースに入れるだけで長持ちします。野菜室に余裕があるなら検討してみてはいかがでしょうか。
- 税込価格
- 1,080円
覚えておきたい
野菜は全部野菜室に入れればいいわけじゃない?
野菜を買ったらとにかく野菜室に入れているという人は、一度野菜室に入れるべき野菜を見極めましょう。
実は、大根や人参などの根菜類などは、冷蔵庫で保管しなくても傷みにくい野菜です。そのため、紙袋やバスケット(かご)に入れて常温保存しておけるんです。
傷みにくい野菜を常温保存できるとなれば、野菜室のなかにも余裕ができて整理がしやすくなるはずです。野菜室に入れるべき野菜を見極めて、キレイに整理してみてくださいね。
野菜室をわかりやすく収納できれば料理がはかどる
見やすい野菜室をつくると使い勝手がよくなり、料理への意欲もわきますね。傷んで捨てる野菜が減って、安心して調理ができそうです。
野菜の種類で「分類」して、仕切りで「小分け」にする工夫で、使い勝手のよい野菜室ができますよ。まずは一度、野菜室のなかを見直してみてください。