魚は、焼くと香ばしくて味が引き立っておいしいですよね。フレークにしたり、弁当のおかずにしたりと、便利に使えるのもポイントです。

そんな焼き魚は、冷凍保存をすると長持ちするのをご存知ですか。正しいやり方で保存すれば、おしいくふっくらと保存ができます。何か1品増やしたいときなども活躍しますよ。

そこで今回は、焼き魚の冷凍方法をご紹介します。

焼き魚は冷凍できる?保存期間は?

生臭い魚焼きグリル

焼き魚は冷凍保存すると賞味期限が長くなります。魚の状態によって保存期間が異なるため、正しく覚えておきましょう。

魚を丸ごと塩焼きにしたときは、2~3週間ほど日持ちします。焼いた切り身の賞味期限は約1ヶ月

フレーク状にすると2週間〜1ヶ月ほど日持ちします。ご飯に振りかけたり、おにぎりに入れたりできるので、時短料理にも便利ですね。

魚の表面をカリッと焼き上げる「ポワレ」は劣化しやすく、冷凍しても2~3日程度しか日持ちしないので、早めに食べ切りましょう。

焼き魚の冷凍方法のやり方

グリル 魚

焼き魚は、切り身かフレークかによって冷凍方法が異なります。鮭を例にしてやり方をご紹介します。

切り身の焼き魚の冷凍保存の手順

冷凍保存をする焼き魚は、ふっくらと仕上げるのがポイント。

フライパン(フッ素加工などしてあると◎)に切り身を並べ、中火で3分間焼きます。ひっくり返して、中火のままさらに約3分待ちましょう。焼き色がついたら、フタを閉めて3分ほど蒸します。

焼き魚は冷める前にラップで包みましょう。1切れずつぴっちりと包んでください。蒸気に包まれた状態で凍らせれば、焼き魚が乾燥してしまうのを防げます。

保存袋や保存容器に入れて密閉したら完了です。丸ごと1尾を保存する場合もやり方は同じです。

焼き魚のフレークの冷凍保存の手順

魚が大量にあるときは、フレークにしてみるのもおすすめ。ラップで小分けに包んで保存しましょう。

それから保存袋に入れて密封したら完了です。

焼き魚を冷凍保存するときの注意点は?

注意 ポイント コツ

焼き魚は冷凍すると長持ちしますが、魚の種類や鮮度によって保存期間が異なります、ニオイや見た目をチェックしてから食べてくださいね。

ほかにもつぎのポイントをチェックしましょう。

はらわたがないか

魚のはらわたは傷みやすい部位。鮎の塩焼きのように腹わたが残っている場合は、早めに食べきるのがおすすめです。

もしはらわたが残ったものを食べるときは、ニオイなどに異常がないか十分に確認しましょう。

急速冷凍する

焼き魚は短時間で凍らせるとおいしさをキープしやすいですよ。金属製トレイの上に置いて冷凍するなど、効率的に凍らせるといいですよ。

焼き魚の冷凍保存を利用して料理を楽しもう

焼き魚

焼き魚は冷凍保存ができますが、長持ちさせるには形状にあわせてやり方を選ぶのが大切です。ふっくらと焼き上げれば、冷凍してもおいしく食べられるので、ぜひこの機会にやり方を覚えてくださいね。