一度にまとめて作ることが多いカレー。でも、何日も続くと飽きてしまうこともありますよね。
そこでおすすめなのが、冷凍保存。傷みやすいカレーも、冷凍することで長期保存ができますよ。
今回は、カレーの冷凍保存についてご紹介します。
カレーのは冷凍できる?保存期間は?
カレーは菌が繁殖しやすいメニューの1つ。常温では1日、冷蔵保存しても2〜3日ほどしか日持ちしません。
長持ちさせたいときは冷凍保存が◎。冷凍すると1ヶ月ほど保存がききます。
ただし冷凍している間にも徐々に劣化していくので、2週間を目安にできるだけ早く食べてしまうのがおすすめですよ。
カレーのの冷凍保存の手順は?
カレーの冷凍保存には、「ジップ付き保存袋」か「タッパー」を使います。
① ジップ付き保存袋を使ったカレーの冷凍方法
カレーの粗熱を取り、冷凍可能なジップ付きの保存袋に入れます。計量カップやコップなどに袋を入れ、口を外向きに折ると、こぼさず入れやすくなりますよ。
空気を抜いて袋の口を閉じたら、冷凍室へ入れます。素早く凍らせるために、金属製のトレイやバットに置いて冷凍するといいですよ。
食べるときは、冷蔵室で自然解凍してから鍋に移して温めます。すぐに解凍したいときは、凍ったままの状態で湯煎すると時短になりますよ。
② タッパーを使ったカレーの冷凍方法
プラスチックのタッパーは、色やニオイ移りを防ぐため、ラップをしいてから使います。カレーの上部にフタをするようにかぶせるので、大きめにカットしましょう。
粗熱を取ったカレーを入れてラップをかぶせ、フタをしてから冷凍室へ入れます。
冷凍するときタッパーが膨張することがあるので、カレーはタッパーの8分目くらいを目安に入れましょう。
解凍するときは、電子レンジで温めればOK。ただし電子レンジでの使用がNGなタッパーの場合は、他の容器に移し替えてくださいね。
カレーのを冷凍保存するときの注意点は?
カレーを冷凍するときは、具材に注意が必要です。
カレーの定番野菜ともいえる人参やじゃがいもは、冷凍すると食感が変わって風味が落ちてしまいます。冷凍前に食べ切ってしまうか、取り除いておきましょう。
ペースト状にすり潰してもOKですよ。
また、保存袋で冷凍したカレーは、電子レンジで解凍すると耐熱温度を超えてしまう可能性があります。自然解凍や湯煎で解凍してくださいね。
カレーの冷凍保存を利用して料理を楽しもう
カレーは傷みやすいメニューですが、冷凍するとグッと長持ちするので、カレーをたっぷり作ったときは冷凍保存を利用してみてくださいね。ただしおいしく食べるためには、冷凍に向いていない具材に注意しましょう。