焼くだけで一品になったり、お肉代わりに使ったりできるウインナー。手軽に使えるので、常備しているおうちも多いですよね。しかしあまり日持ちしないので、保存方法に悩むことも。

そんなときは冷凍保存がおすすめです。正しいやり方で保存すれば、あまり味を変えずおいしく長持ちさせられますよ。

今回はウインナーの冷凍保存についてご紹介します。

ウインナーは冷凍できる?保存期間は?

ウィンナー

ウインナーは、野菜などと比べて水分量の少ない食材です。

食材は冷凍保存すると素材の中の水分が凍って、味や食感が悪くなることがありますが、ウインナーの場合はあまり変化なく保存することができます。

ただしパリッとした食感は失われてしまうので、スープなどに入れるのがおすすめですよ。

ウインナーの保存期間は、冷蔵室でだいたい4〜5日ほど。冷凍すると未開封でも開封後でも1ヶ月と長持ちしますよ。

ウインナーの冷凍保存の手順は?

じゃがいも レシピ じゃがいもとウインナーのカレー炒め

未開封のウインナーであれば、袋を開けずそのまま冷凍します。品質の劣化が防げるよう、真空にしたり窒素を入れたりしてあるので、開封しないほうがいいんですよ。

開封した場合は、1回に使う分量ごとにラップで小分けしてぴっちり包みます。それから冷凍要保存袋に入れてしっかり空気を抜いてから冷凍室へ入れましょう。

金属製のトレーがあれば、ウインナーの下に敷くと急速冷凍ができます。ウインナーの旨味や食感を保持しやすくなりますよ。

冷凍室から出してすぐ調理ができるように、ウインナーをカットしてから保存することもできます。火の通りもよいのもうれしいですね。

一度に使う分量ごとにラップで包んで、空気を抜いて冷凍用保存袋に入れてくださいね。

冷凍したウインナーの解凍方法は?

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凍らせたウインナーを使うときは、冷蔵室へ移して自然解凍をしましょう。低温でゆっくり解凍すれば、うまみの流出を防げますよ。氷水を張ったボウルに袋のまま入れてもいいですね。

カットしたものをシチューや鍋に入れるときは、凍ったまま入れてOK。煮込むとウインナーのうまみが溶け出て、よりおいしく食べられますね。

電子レンジでの加熱もできますが、水分やうまみが逃げてしまうので、急いでいるときなどに活用してくださいね。

ウインナーを冷凍保存するときの注意点は?

注意点 チェック

ウインナーは、空気に触れると酸化したり雑菌が繁殖したりします。変色や腐敗を防ぐためにもラップでぴっちり包むなどして、空気をしっかり遮断しましょう。

また、冷凍すれば長持ちするとはいえ、長期間保存しておくと冷凍焼けを起こすことも。なるべく早めに使うのがおすすめですよ。

ほかにも、賞味期限以内でもぬめりや食感などに異常を感じたときは、食べるのを控えたほうがいいですよ。

ウインナーの冷凍保存を利用して料理を楽しもう

じゃがいも レシピ じゃがいもとウインナーのカレー炒め

ウインナーを長持ちさせたいときは、冷凍保存が便利です。調理方法によっては凍ったまま料理できるので、時短調理にも繋がりますね。常備菜としても役立つので、ぜひ冷凍保存を活用してみてくださいね。