甘くてジューシーな桃。たくさん購入したり、いただいたりすると、すぐには食べれないこともありますよね。デリケートで傷みやすい果物なので、保存方法には悩むもの。
そこで今回は、桃の正しい保存方法をご紹介します。
桃はどう保存するのが正しい？保存期間は？
桃は冷気や乾燥が苦手な果物なので、常温保存が基本。3〜4日ほど日持ちします。
冷蔵保存はあまり向きませんが、適したやり方で行えば1週間ほど保存がききますよ。
さらに長期間保存しておきたい場合は冷凍保存がおすすめ。傷みやすい桃でも1ヶ月ほど日持ちします。
それぞれのやり方を覚えて状況にあった方法を選べるといいですね。
桃の保存方法｜①常温保存のやり方
桃を常温保存するときは、1つずつペーパータオルで包んで1つずつポリ袋に入れます。
桃の設置面が傷みやすくなるので、フルーツキャップをかぶせるか、ペーパータオルを重ねて下に敷いてクッションにすると◎。
冷気や風が当たらない冷暗所で保存しましょう。直射日光が当たる暑い部屋での保存は向かないので注意してくださいね。
食べるときは、1〜2時間ほど野菜室で冷やしてから食べると甘みが増しておいしく食べられますよ。
桃の保存方法｜②冷蔵保存のやり方
冷蔵保存するときは、ラップで包むか空気を含ませたビニール袋に入れ、冷気た乾燥対策をします。冷蔵室では温度が低すぎるので、野菜室で保存しましょう。
食べる前に野菜室から出し、2時間ほど常温に戻して食べるのがおすすめですよ。
ただし、冷蔵保存すると桃特有のみずみずしい甘さが低下してしまいます。時間とともに味が落ちてしまうので、早めに食べてくださいね。
桃の保存方法｜③冷凍保存のやり方
桃の冷凍保存は、丸ごと凍らせる方法と、カットして凍らせる方法があります。
①丸ごと冷凍保存
桃をやさしく洗い、ペーパータオルでていねいに水気を拭き取ったら、1つずつラップに包みます。
冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて密閉してから冷凍室へ入れましょう。ストローで空気を抜くと、真空に近い状態になるのでおすすめですよ。
②カットして冷凍保存
桃をていねいに洗って皮を剥き、食べやすい大きさにカットします。
切り口から変色していくので、レモン汁をかけるか浸すかして変色を防ぎましょう。
それからラップに包んで冷凍用保存袋に入れ、冷凍室で凍らせます。
一度に使い切れる量ごとに小分けして保存しましょう。冷凍時間が短縮され、鮮度を保ちやすくなりますよ。
桃を正しく保存しておいしく食べよう！
桃は傷みやすい果物ですが、正しく保存すればおいしく長持ちさせられます。カットしたものでも冷凍すれば日持ちするので、食べ切れないときなどぜひ試してみてくださいね。
