ぷりぷりの食感で和・洋・中といろいろな料理で楽しめる「えび」。冷凍された状態のものは下処理せずに使えるので便利ですよね。また、自分で冷凍することもあるかもしれません。

冷凍されたえびは長持ちするイメージがありますが、どれくらい日持ちするかわからず、食べても良いのか悩んだことはありませんか。

そこで今回は、冷凍えびの賞味期限についてご紹介します。

冷凍えびの賞味期限は?どれくらい日持ちする?

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市販の冷凍えびの場合

市販の冷凍えびには加熱用や生食用などの種類があります。

商品によって保存期間が異なり、1ヶ月から1年以上持つものまであるので、記載されている賞味期限を必ずチェックしましょう。

自分で冷凍したえびの場合

買ってきた生のえびを冷凍保存した場合、下ごしらえをしてから冷凍したものなら2〜3週間ほど長持ちします。

冷蔵室で保存しても1〜2日ほどしか日持ちしないので、すぐに使わないときは冷凍するのがおすすめです。

冷凍えびの賞味期限をのばす保存法:市販の冷凍えびの場合

えび

市販の冷凍えびは、未開封であればそのまま冷凍室へ入れます。

開封後は劣化するスピードが早くなるので、賞味期限に関係なくなるべく早め食べ切りましょう。

小分けにしたり密閉容器に入れるなどして、空気に触れないように保存するのも長持ちさせるポイントですよ。

冷凍えびの賞味期限をのばす保存法:自分で冷凍した場合

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生のえびを冷凍する場合は、次の4点を押さえて保存しましょう。

新鮮なうちに冷凍する

えびは新鮮なうちに冷凍しましょう。鮮度を保ちながら保存ができ、解凍した後もおいしく食べられますよ。

下ごしらえをする

えびは下ごしらえをしてから冷凍しましょう。塩水で洗って汚れを取り、臭みの原因となりやすい頭や内臓、背わたなどは取り除いてから保存してくださいね。

水分は拭き取っておく

冷凍するときにえびの表面に水分が残っていると、霜がつきやすくなり解凍後の臭みの原因になってしまいます。ペーパータオルなどで余分な水分を拭き取りましょう。

できるだけ急速で保存する

えびは、短時間で凍らせたほうが解凍したときに出る水分や旨味成分の流出を抑えられ、おいしく保存できます。

えび同士がくっつかないよう、1つずつ並べてラップに包んでから冷凍保存袋に入れましょう。金属トレーにのせるとより早く凍りますよ。

冷凍焼けを防ぐ

冷凍室は空気中の水分が凍り、乾燥しやすい場所。えびを長期間保存していると水分が抜け、冷凍焼けを起こしやすくなってしまいます。

冷凍焼けの予防のために、できるだけ食材の温度を一定に保てるよう冷凍室の開け閉めの頻度を少なくしたり、空気に触れないように密閉して保存したりしてくださいね。

冷凍えびは賞味期限がきれても食べられる?


 
注意点 チェック

「賞味期限」とは、おいしく食べることのできる期限のこと。多少過ぎてもすぐに傷むわけではありませんが、風味や味が落ちてしまいます。

期限が大幅に過ぎてしまっているものや、下記のような状態のものは食べないほうが安心です。食べる前にチェックしてみてくださいね。

・生臭いニオイが強烈にする
・ぬるぬる・ねっとりしている
・黒っぽく変色している
・どろどろと身が溶けている
・カビが生えている など

冷凍えびの賞味期限をのばす保存方法を!


 
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冷凍えびは、解凍するだけでおいしく食べられてとても便利です。生のえびも、下ごしらえをして正しく冷凍すれば長持ちしますよ。

冷凍えびの賞味期限とともに適した保存方法もあわせて覚えてくださいね。