お米の保存場所は、家庭によって冷蔵庫に入れていたり常温保存していたりとさまざま。実際はどのように保存するのがベストなのか、迷った経験はありませんか?
そこで今回は、お米は冷蔵庫に入れた方がいいのかどうか、適切な保存方法と合わせてご紹介します。
お米は冷蔵庫に入れたほうがいいの?
お米は直射日光や高温多湿に弱い食材。秋〜冬であれば風通しが良く涼しい場所で常温保存が可能ですが、春〜夏にかけては冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫に入れることで、虫がついたり、カビが生えるのを防ぐこともできます。冷蔵庫の中でも、とくに野菜室の温度・湿度がお米の保存に適していますよ。
お米は冷蔵庫でどれくらい日持ちする?
一般的に、お米は精米日から1〜2ヶ月がおいしく食べられる期限です。冷蔵庫に入れた場合も同じく、2ヶ月以内で食べ切るようにしましょう。
それ以上経っても見た目にはあまり変化が出づらいですが、空気に触れることでどんどん劣化が進んでしまい、炊いたときの風味が悪くなってしまいます。
お米を冷蔵庫で保存するときのポイント
お米を冷蔵庫に入れる際には、しっかり密閉できる容器に入れましょう。お米はニオイを吸収しやすいため、密閉しないと冷蔵庫内のニオイを吸ってしまい、風味が落ちてしまいます。
また、密閉することで冷蔵庫(野菜室)内の湿気を吸うのを防ぐこともできます。
お米専用の保存容器もありますが、ない場合はペットボトルで代用することもできますよ。冷蔵庫の中で幅を取らず、残りの量もわかりやすいのでおすすめです。
炊いたお米は冷蔵庫に入れていい?
炊く前のお米と違って、炊きあがったご飯は冷蔵保存に適しません。冷蔵庫に長く入れておくと黄色く変色し、固くなって風味が落ちてしまいます。
炊いたご飯を保存する場合は、冷凍したほうがおいしく食べられます。
お米は冷蔵庫で保存するのが安心!
お米を保存するときは「直射日光」「湿気」「高温」を避けるのがポイント。季節によっては常温保存もできますが、心配なら冷蔵庫に入れておくのが安心です。
冷蔵庫や野菜室がいっぱいでお米が入らない…という方は、これを機に冷蔵庫内の整理をしてみるのもおすすめですよ。
ただし、冷蔵庫に入れておいてもお米の劣化が完全に止まるわけではないので、購入したらなるべく早めに食べきるようにしてくださいね。