茎と房の食感の違いがおいしいブロッコリー。鮮やかな緑色で見た目も良いので、弁当などにも活躍しますね。
しかし、切っていると房がどんどんボロボロになったという経験をしたことがありませんか。
そこで今回は、ブロッコリーの正しい切り方についてご紹介します。
もくじ
ブロッコリーをカットするにはまず解体から!
ブロッコリーを切るときは、まず房の部分と茎を切り離して解体します。火の通り方が違うので、切り分けてから茹でた方がおいしく仕上がるんですよ。
茎の枝分かれしている部分を目安に切り分けてくださいね。
ブロッコリーの切り方に種類がある!料理にあわせて変えよう
ブロッコリーはサラダや中華炒めなど、幅広い調理法で味わえます。房と茎、それぞれいろいろな切り方がありますよ。
代表的な切り方は次のとおりです。
・小房で切り分ける
・茎を残して切り分ける【茎の場合】
・スライス
・拍子木切り
・輪切り
調理法にあわせて、ブロッコリーの切り方を変えてくださいね。
ブロッコリーの房の切り方
ブロッコリーの房の切り方|① 小房に切り分ける
房の方に包丁を入れてしまうとボロボロに崩れてしまうので、茎に切り込みを入れて手で裂きましょう。
茎の真ん中に深く切り込みを入れ、切り込みが入ったら割いて半分にしてくださいね。
それから茎から枝分かれしている房に切り込みを入れて割きます。
大きすぎるときは、茎に切り込みを入れて、房の方は手で裂くようにしましょう。
ブロッコリーの房の切り方|② 茎を残して切り分ける
野菜スティックや肉巻きなど長さが必要なときは、ブロッコリーの茎も残して切ります。
ほかの野菜と長さが揃い、見栄えがよくなりますよ。
茎の甘みも一緒に楽しめるのもポイントです。
茎の真ん中に切り込みを入れ、手で割いて半分にしたら、茎の方から房の方に切り込みを入れて手で割きます。
茎の皮をピーラーか包丁で削いで完成です。
ブロッコリーの茎の切り方
ブロッコリーの茎の切り方|① スライス
炒め物にするときはスライスがおすすめ。縦に切ると繊維が残り、シャキッとした歯ごたえが楽しめます。長すぎる場合は、スライスしてから半分に切ってもいいですね。
ブロッコリーの茎の切り方|② 拍子木切り
炒め物やサラダには拍子木切り(棒状にする切り方)もおすすめです。コリコリとした食感が楽しめますよ。
5mm程度の厚さにスライスし、重ねて5mmくらいの幅にカットすれば完成です。
ブロッコリーの茎の切り方|③ 輪切り
ザーサイなどの和え物や煮物など、茎をしんなりさせたいときにおすすめ。繊維が断たれてやわらかく仕上がります。味も入りやすくなり、漬物にしたいときにも向いていますよ。
数mmから1cmくらいの好きなサイズにカットして使いましょう。
料理にあわせた切り方で、ブロッコリー料理を楽しもう
ブロッコリーの房は、茎に切れ目を入れてから手で裂くと、ボロボロにならずにキレイにカットできます。固い印象のある茎も、厚めに皮を剥けば甘みがあっておいしく食べられますよ。ブロッコリーの切り方を覚えて、いろいろな料理に活用してくださいね。