カプレーゼやサラダなどのさまざまな料理に使われてるトマト。リコピンがたくさん含まれていて、積極的に食べたい野菜の1つですね。
しかし、トマトは柔らかいので、うまくカットできずに悩むことも。
そこで今回はトマトの切り方についてご紹介します。
トマトの切り方の基本は?
トマトはくし切りや輪切り、角切り、半月切りなど、料理にあわせてさまざまな切り方をします。まずは基本的な切り方をチェックしましょう。
ヘタを切り取る方法
包丁を立てて、刃先を使います。芯の周りを1周するように包丁を動かし、ヘタを取りましょう。
さらに細かくカットしていくなら、ヘタが付いていた面を下にして置くと切りやすいですよ。
くし切りする方法
トマトを放射線状にカットする方法です。ヘタをカットしたら、ヘタがあった位置を下にして縦半分にカットします。それから切り口を上に向け、好みの大きさで等分しましょう。
輪切りにする方法
トマトは輪切りにすると、ハンバーガーやサンドイッチなどに使いやすいです。トマトを横向きにして、食べやすい大きさにカットするだけ。まっすぐ包丁を入れてくださいね。
角切りにする方法
まずは輪切りにし、数枚ほど重ねて置いて、好みの大きさに格子状に切りましょう。
半月切りにする方法
ヘタを取って、ヘタがある面を下にしたら、縦半分に切ります。それから切った断面を下向きにし、食べやすい大きさに等分したら完了です。
トマトの断面がキレイな切り方は?
トマトは、切り方次第で断面をキレイに見せることもできます。プチトマトと大玉トマトでやり方が異なるので、チェックしてくださいね。
プチトマト
プチトマトには「種が見えにくい切り方」と「種が見えやすい切り方」があります。
プチトマトは楕円形で、直径が短い向きで半分に切ると、種が見えにくくなるんです。
反対に直径が長い向きでカットすると種が見えやすくなります。ほかにも、ヘタの付近の窪んでいる部分に沿ってカットすると、種が見えにくくなりますよ。
大玉トマト
トマトのお尻には、白い放射線状の線がうっすらとあります。これは「スターマーク」と呼ばれ、これに沿ってカットすると、トマトのゼリー状の部分が断面になります。
スターマークの線の間をカットすれば、ゼリー状の部分が見えにくく、キレイにカットできるんです。
また、プチトマトと同様、ヘタの近くの窪んでいるところを切ると種が見えにくいですよ。
トマトを切るときのポイントは?
引き切りを意識する
引き切りは、包丁で切るときに刃を手前に滑らせる方法です。
トマトのように柔らかくて崩れやすいものを切るときは、引き切りするのがポイント。力をあまり加えずに、キレイにカットできますよ。
切り込みを入れておく
トマトの皮はやや硬いので、先に切り込みを入れておくのがおすすめ。包丁の刃先やあごを使って切り込みを入れ、引き切りをしましょう。
水平にカットする
トマトの中身は崩れやすいため、あまり力をかけすぎないのが大切。まな板に対して水平にカットすると、圧力がかかりにくくおすすめです。
包丁を小刻みに動かずのではなく、大きく動かすのもキレイにカットするポイントですよ。
トマトの切り方はとっても簡単!
トマトは料理に合わせて切り方を工夫するといいですよ。食べやすさはもちろん、見た目もよくなり、盛り付けも楽しくなりますね。