さわやかな香りと芳醇な甘みの高級フルーツ、メロン。ただ、切って食べてみたらまだ完熟していなかった…という経験がある人は多いかもしれません。
そこで今回は、メロンの食べ頃の見分け方についてご紹介します。
もくじ
メロンは置いておけば食べごろになる?
果物のなかには、購入してきてから常温で置いておくことで食べごろになる(追熟する)ものがあります。メロンもその一つ。
追熟しても糖度が変わるわけではありませんが、果肉がなめらかでやわらかくなり、芳醇さが加わります。メロンの美味しさは追熟具合によって変わると言っても過言ではありません。
一般的には収穫してから一週間程度たった頃が食べ頃と言われていますが、スーパーに並んでいる時点で食べ頃のものもあります。
下記の見分け方を覚えて、一番おいしいタイミングで食べてくださいね。
メロンの食べ頃を見分ける方法は?
メロンの食べ頃は、見た目、匂い、触ったときのやわらかさで判断することができます。
それぞれの場合の見分け方を紹介していきますね。
触ったときのやわらかさで見分ける
一番わかりやすいのは、メロンのおしり(底)の部分のかたさで見分ける方法です。
図の部分を指で軽く押してみて、少しやわらかくなっていたら食べ頃ですよ。
見た目で見分ける
メロンは完熟すると、表面が黄色っぽくなってきます。とはいえ真っ黄色になるわけではなく、青みがかかった緑色が、少し黄みのかった緑色になるというイメージです。
表面の色が青っぽい緑色の場合は、まだ熟していないと考えれば良いでしょう。
匂いで見分ける
完熟したメロンからは、甘く芳醇な香りが漂ってきます。
置いておいたメロンの匂いが強くなってきたら食べ頃の合図ですよ。
メロンが食べごろになるまでは冷やさないように注意
メロンを追熟させるには、20~25度程度の温度に置いておくのが理想です。直射日光や冷暖房が当たらない室内の冷暗所に置いておくのが良いでしょう。
冷蔵庫などで冷やしてしまうと追熟しなくなるので、食べごろになるまでは冷やさないよう注意してくださいね。
メロンの食べ頃を見分けておいしく食べよう
完熟になったメロンをさらに置いておくと、発酵して食べられなくなってしまいます。食べ頃を見逃さず、完熟したら冷蔵庫に入れて2〜3日程度で食べ切るようにしてくださいね。
その他の保存方法などについては下記の記事も参考にしてみてください。