レシピに出てくる「とろ火」の表記。どれくらいの火加減なのかわかりませんよね。弱火より弱いと消えてしまうのでは?と心配になってしまいますね。
そこで今回は、とろ火について火加減やIHでの温度などをまとめて説明します。
とろ火とは?どれくらいの火加減?
とろ火は、コンロでできる最小の火加減のことを指します。
弱火が鍋の底に火の先端があたらないくらいの火加減なのに対し、とろ火は消えるか消えないかギリギリな状態だと考えてください。ガスコンロで調整するときは目盛りを1番弱くすると消えてしまうことがあるので注意してください。
煮汁の表面が少し揺れる程度の火加減です。
IHでとろ火はできる?どれくらいの温度?
IHでは、最小の1(120W)くらいがとろ火に相当し、温度設定は140度くらいと考えられます。
ただしIHの温度設定はメーカーによって異なるため、あらかじめ取扱説明書を確認することをおすすめします。
とろ火はどんなときに使うの?
とろ火を使う場面は多くはありません。
調理で使うのは、煮豆やお粥などを煮込んでじっくり火を通すときや、薄焼き卵のようにすぐに火が通るものを焼くときなどです。
それ以外では、一度作った料理を保温したり、温め直したりするときにも使います。火力が強いと焦げ付いてしまうのでとろ火でじっくりと火を通し直すときに重宝します。