みずみずしさとさわやかな甘さがおいしい梨。秋を代表する果物ですね。
しかし、うまく皮が剥けなかったり種が取れなかったりして、食べる部分が少なくなってしまうことも。
そこで今回は、梨のキレイな剥き方や種の取り方についてご紹介します。簡単にできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
梨は初心者でもキレイに皮と種を取り除ける?
梨は、種が取りにくいため、実を切りすぎてしまうことも多いですよね。
しかしポイントを押さえれば、初心者でも簡単に皮と種をキレイに取り除けます。正しい剥き方で、梨の果肉をムダなく楽しみましょう。
梨の種と皮をキレイにとる方法は?
梨は、カットしてから皮を剥くのがおすすめ。種も皮も簡単にキレイに取り除けますよ。和梨も洋梨も基本的に同じ方法で行いましょう。
梨を半分にカットし、くりぬき器や小さじの計量スプーンを使って、種と芯のところをくり抜きます。何回かに分けてくり抜けば、削る部分を最小限に抑えられますよ。
1/4ずつカットして串切りにし、まな板の上に梨を置いたら、片方の手で支えるようにして持ちましょう。皮と果肉の間に、平行に押し付けるようにしながら包丁の刃を入れます。
果肉を傾けるように動かしながら、刃を動かして皮を剥けば完了です。
梨を丸ごと種と皮をキレイにとるには?
コンポートにするときや好きな形にカットしたいとき用に、丸ごと皮と種を取り除くこともできます。
梨の上下を薄く切り落としたら、片手で梨を持ち、包丁の刃を上部に当て、梨を利き手側にスライドさせながら、曲面に沿うように皮を剥きましょう。
くり抜き器か計量スプーンを使って上から芯と種をくり抜き、貫通させたら完成です。
梨を剥くときに注意することは?
梨は種類によって剥くときのポイントが異なります。
洋梨は和梨と比べて果肉がやわらかく、デリケートなフルーツ。時間がたつと切り口が変色するので、手早くカットしましょう。
また、和梨同士でも品種によって皮が厚いものと薄いものがあります。「長十郎梨」などの皮が褐色の赤梨系はやや皮が厚く、「二十世紀梨」のような皮が緑色の青梨系は皮が薄めです。
皮の周りは甘くておいしいので、できるだけムダにせず、おいしく食べられるよう、種類によって剥く厚みを変えてみましょう。
梨は串切りにすれば簡単に種と皮がとれる!
梨は、種をスプーンなどでくり抜いてから串切りにして皮を剥けば、簡単に皮と種を取り除けますよ。梨の剥き方を覚えて、秋の味覚をたっぷり味わってくださいね。