シャキッとした食感とほどよい甘さがおいしい「りんご」。皮を剥くとなると難しそうなイメージがありますが、誰でもサッと簡単にできます。また、剥き方によってはおしゃれにも魅せることができますよ。

そこで今回は、りんごの剥き方についてご紹介します。

りんごは初心者でもキレイに皮を剥ける?

りんご

りんごは、初心者でも簡単に皮を剥くことができる果物。難しいテクニックも必要ありません。

おしゃれに盛り付けたいときは、皮と実の色のコントラストをうまく活用した剥き方もあります。

基本の剥き方と比べて難しいですが、おしゃれな剥き方も覚えておくと、おもてなしのときなどに便利ですよ。

ちなみに、りんごは必ずしも皮を剥かなければならないということはありません。

りんごには、艶出し用の人工ワックスが塗られいてることがありますが、身体に害がないように作られているので、しっかり洗えば皮ごとかじってもOKです。

しかしあくまで人工物なので、どうしても気になる場合は皮を剥いたほうが安心ですね。

りんごの皮の剥き方

りんご カット 剥き方

りんごの剥き方にはいろいろな剥き方があります。

今回は基本である「皮を全て取る剥き方」と、簡単にできる「うさぎの飾り切りの剥き方」「ストライプ柄にする剥き方」の3通りをご紹介します。

皮を全て取る剥き方

まずは食べやすい大きさにくし切りにします。

半分にカットし、皮を下にしてさらに半分、さらに半分…と食べやすい大きさにカットしましょう。芯を取り除いけばくし切りの完了です。

それからカットしたりんごを持ち、なるべく皮に近い場所に包丁を差し込みましょう。

包丁を持っている手の親指で剥く場所の皮を押さえながら、包丁を3回ほどスライドさせて剥ていくださいね。

うさぎの飾り切りの剥き方

食べやすい大きさにくし切りにしたら、うさぎの耳に当たる位置にV字の切り込みを入れます。

包丁を持っている手の親指で剥く場所の皮を押さえながら、包丁を1〜2回ほどスライドさせて皮を剥きましょう。皮を取るときはやさしく引っ張ってくださいね。

ストライプ柄にする剥き方

りんごの皮でさまざまなストライプ柄も作れます。

くし切りにしたりんごを用意したら切り込みを数本入れ、切り込みの間の皮を剥きましょう。皮を剥く位置に親指を添え、包丁を慎重にスライドさせればキレイに剥けます。

ストライプの向きは縦や斜めなど、いろいろな角度にしてみるといいですよ。慣れないうちは、縞の数を減らして挑戦してみてくださいね。

りんごの剥き方で注意することは?

注意 ポイント コツ

栄養をたくさん摂りたいときは皮を剥かない

りんごの皮にはたくさんの栄養素が含まれています。特にペクチンやリンゴポリフェノールは皮に多く含まれているので、りんごは皮ごと食べた方が栄養がたくさん摂れるんです。

変色を防ぐ

カットしたりんごは空気に触れると化学反応を起こして茶色くなってしまいます。レモン汁を少し入れた水にりんごを数分浸して、変色しにくくさせましょう。

きれいに洗う

皮を残す剥き方をするときは、皮を剥く前にりんごをしっかり洗っておくのが大切。艶出し用のワックスがついていることもあるので、次のような方法で洗ってくださいね。

・流水で30秒ほど洗う
・塩を少量かけて皮の表面をこすり、流水で洗い流す
・野菜用の洗剤を使用する
・酢水で洗う
・重曹水で洗う

りんごはアレンジを楽しみながら皮を剥ける!

りんご カット

りんごの皮を剥くときは、洗い方や包丁の持ち方などに気をつけましょう。おしゃれに剥いたりんごは、弁当やフルーツの盛り合わせなどに入れると、食事が楽しくなりますね。ぜひこの機会に、りんごのいろいろな剥き方を覚えてくださいね。