寒い時期に旬を迎える「ちぢみほうれん草」。その名の通り、ちぢんだような形状の葉が特徴です。甘みが強く肉厚なので、食べごたえがありますよ。
今回はそんなちぢみほうれん草の茹で方をご紹介します。
ちぢみほうれん草の茹で方|普通のほうれん草とどう違う?
ちぢみほうれん草は寒い環境で栽培されることにより、葉に糖分をぎゅっと蓄えます。それによって、普通のほうれん草に比べて肉厚で甘みが強いのが特徴。鉄分やビタミンCなどの栄養素も豊富です。
アクやえぐみも普通のほうれん草と比べて少ないので、生でも食べられるほど。
さっと茹でておひたしや和え物、ナムルなどにしてもおいしいですよ。下記で簡単な茹で方をご紹介します。
ちぢみほうれん草の茹で方|手順を解説!
①根っこを切り落とす
根がついている場合は、根本ギリギリで切り落とします。根本にも栄養があっておいしいので、捨てずに食べるのがおすすめです。
②振り洗いする
ボウルなどに水を張って根本から入れ、振り洗いします。泥が入り込みやすい部分なので、手で根本を開くようにしてしっかりと洗いましょう。
葉の部分もしっかり振り洗いします。
③お湯を沸かして塩を入れる
鍋にたっぷりお湯を沸かします。ちぢみほうれん草200gに対してお湯は1リットル、塩は小さじ1程度が目安です。
④まずは根本だけ茹でる
根元のほうが硬いので、根本からお湯に入れて30秒ほど茹でます。
⑤全体を茹でる
30秒たったら、全体をお湯に沈めてさらに30秒ほど茹でます。途中で一度ひっくり返して均等に熱を入れましょう。
⑥冷水で締め、水気を切る
全部で1分茹でたら冷水にとってしっかり冷やします。冷えたら水気をしっかり絞れば完了です!
ちぢみほうれん草の茹で方|注意することは?
ちぢみほうれん草は、縮んでいる葉の部分と根本に土が溜まりやすいので、茹でる前にはよく振り洗いするようにしましょう。
また、生でも食べられるほどなので、茹で時間は1分と短くてOK。食感が悪くなってしまうので、茹ですぎに注意してくださいね。
ちぢみほうれん草の茹で方を覚えて甘みを堪能しよう!
ちぢみほうれん草は、寒い環境で育った冬ならではの野菜。普通のほうれん草とは違う食感や甘みが楽しめるので、見つけたらぜひ茹でて食べてみてくださいね。