やわらかな食感と甘味で、フランス料理などにも使われるホワイトアスパラガス。最近では日本でも見かけることが増えてきました。
今回は、そんなホワイトアスパラガスのおいしい茹で方をご紹介します。グリーンアスパラガスとは少し茹で方が異なるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ホワイトアスパラガスの茹で方|必要なものは?
ホワイトアスパラガスを茹でる際は、鍋と水、塩、酢(レモン汁や白ワインビネガーでも)を用意しましょう。
鍋の代わりに、ホワイトアスパラガスが横に入るくらいの大きめのフライパンでもOKです。
水1リットルに対して、塩と酢は小さじ1杯程度の割合が目安。
酢は、ホワイトアスパラガスの白い色をよりきれいに出すために入れます。酸味が気になる場合や色を気にしない場合はなくても問題ありませんよ。
ホワイトアスパラガスの茹で方|手順を解説!
①皮をむく
ホワイトアスパラガスは、グリーンアスパラガスに比べて皮が厚いので、必ずむきましょう。
まず、根元を1cmほど切り落とします。その後、先端の色が変わっている部分の手前くらいからピーラーを入れて、少し厚めに皮をむきます。
むいた皮には香り成分が詰まっているので、捨てずに取っておいてください。
②茹でる
まずは鍋に水と塩、酢、先程むいたホワイトアスパラガスの皮のみをいれて、中火にかけます。
沸騰したら、ホワイトアスパラガスをいれて7〜8分茹でます。アクが浮いてきたら取り除きましょう。
ホワイトアスパラガスの量にもよるので、湯で時間は途中で様子を見ながら調節してください。ナイフがスッと通るくらいのやわらかさになればOKです。
③そのまま茹で汁の中で冷ます
火を止めて、そのまま茹で汁の中で30分ほど寝かします。
ゆで汁の中に入れておく事で、お湯の中に出ていったうまみを戻り、えぐみも抜くことができます。
ホワイトアスパラガスの茹で方|ポイントは?
ホワイトアスパラガスは劣化が早いので、買ってきたらできるだけ早く茹でてしまうのがおすすめ。保存する場合も、茹でてから保存したほうがおいしさを保てます。
また、皮をむいてから放置すると更に劣化が早まるので、皮をむくのは茹でる直前にしましょう。
茹でたホワイトアスパラガスをすぐに食べない場合は、茹で汁につけたまま冷蔵庫で保存しましょう。2〜3日はおいしく食べられますよ。
ホワイトアスパラガスを茹でておいしく食べよう!
ホワイトアスパラガスは、グリーンアスパラガスを日光に当てずに育てたもの。茹でるととってもやわらかく、独特の食感と香りが楽しめます。
スーパーなどで売っているのを見かけたら、ぜひ一度茹でて食べてみてくださいね。