毎日の外出で必ず通る玄関。家族を気持ちよく送り出すためにも、キレイに保っておきたいですよね。でも、たたきは汚れがつきやすく、キレイに保つのはなかなかむずかしいのが正直なところだと思います。
そこで今回は、玄関のたたきを手間をかけずに掃除する方法をご紹介します。
玄関のたたきを掃除するポイントは?
玄関のたたきは、室内で唯一靴のまま入っていいスペース。そのため、外から持ち込まれたホコリや土ですぐに汚れてしまいます。
しかし、「すぐに汚れてしまうから」と面倒に思って掃除の頻度を下げてしまっては、どんどんと汚れが溜まってしまいます。
いつもキレイな状態を保つためには、日々の掃除がなによりも重要です。簡単な掃除方法を覚えてマメにキレイにしてあげましょう。
玄関のたたきの掃除に必要な道具は?
- 必須
- 掃除機
- 玄関用のほうき
- ちりとり
玄関のたたきの掃除に使う道具はたった3つ。これだけでたいていの汚れは簡単に落とせます。
たたきに積もる汚れは外から持ち込んだ土や砂ぼこりばかり。それほど落としにくい汚れではありませんよ。
玄関のたたきの掃除は「タイミング」が重要!
道具をそろえたら次の手順でサッと掃除してみましょう。
靴をよける
靴や傘立てなどが置かれている場合は、掃除しやすいように一度よける。
ほうきでゴミを集める
大まかなゴミをあつめ、ちりとりで簡単に回収する。
取り残しを掃除機で吸い取る
ヘッドを外した掃除機のノズルを近づけ、取りきれなかったゴミを吸えば完了。
忙しいときはほうきで履くか、掃除機で吸うか、どちらかだけでも十分です。継続してできることを優先してくださいね。
玄関のたたきを掃除しても落ちない汚れがあるときは?
こまめに掃除していても、たたきが黒ずんでくることがありますね。この汚れは、土などの小さな粒がたたきのデコボコに入り込んで固まったもので、ほうきや掃除機ではなかなか落とせません。
タイルの特徴にあわせて、次の方法で汚れを落としましょう。
表面がツルツルのタイルの場合
- 必須
- 『激落ちくん』などのメラミンスポンジ
- 水の入ったバケツ
メラミンスポンジにはタイルなどのツルツルした面を研磨する効果があるので、水で濡らしてこするだけで汚れをかき出してくれますよ。
簡単に汚れを払っておく
先ほどの手順でホコリなどの大きい汚れをとっておく。
メラミンスポンジでこする
水で濡らしてこする。ボロボロになったら新しいものに交換。
雑巾で拭きとる
浮き出た汚れを雑巾で水拭きすれば完了。
1〜2ヶ月に1回くらいスポンジを使ったこすり洗いをすると、いつもキレイなたたきを保てますよ。
表面がザラザラのタイルの場合
- 必須
- デッキブラシ
- 水の入ったバケツ
表面がザラザラしている場合は、水拭きすると雑巾の繊維が引っかかり、メラミンスポンジを使うとカスばかりが出てしまって汚れがうまく取れません。
ブラシなどをつかってこするのが効果的ですよ。
水をまく
少ししめるくらいでいいので、軽く水をまく。
デッキブラシでこする
硬めのデッキブラシでごしごしこする。洗剤は不要。
汚れを流す
水を流して汚れを落とす。水を流せない場合は、湿らせた雑巾で上から押さえるように拭き取る。
大掃除でよりキレイにしたいときは、洗剤の代わりに重曹やセスキ炭酸ソーダを使ったり、ウタマロクリーナーなどの中性洗剤を使ってもいいですね。
玄関のたたきを掃除しやすくするには?
たたきの掃除で一番面倒に思うのが、掃除のための準備ではないでしょうか。散らかった靴を移動させるだけで疲れてしまいますよね。
普段から「たたきには最低限の靴しか置かない」と制限しておくのがコツで、人数分+サンダルくらいの量なら玄関がスッキリ見えますし、汚れを見つけやすいのですぐに掃除に取り掛かれます。
ほうきを目につく場所に置くのも掃除を習慣づけるポイント。掃除道具がいつも目に入っていると自然と掃除に意識が向きます。
環境を整えると玄関をキレイに保ちやすくなりそうですね。
玄関のたたきを掃除するタイミングは?
玄関のたたきは「汚れが乾燥している状態」が、掃除のベストなタイミングです。雨などで濡れていると、ほうきで掃いても汚れが伸びてうまく取り除けません。
なので、雨の日は無理に掃除をせず、晴れた日だけでOK。「掃除しなくちゃ」というプレッシャーもぐっと減りますよ。
玄関のたたきはこまめな掃除でキレイを保つ
玄関の掃除は、休んでも支障が出にくい場所だけに放っておきがちですね。毎朝掃除する必要はありませんが、3日に1度くらいのペースで掃除できるといつもキレイな状態を保てます。
暮らしに合わせて、できるだけ負担なくできるような環境づくりをしましょう。キレイな玄関なら出かけるのも気持ちがいいですよ。