おうちに入るときに真っ先に目に入る玄関は、できるだけキレイに保っておきたいですよね。ただ、忙しくてなかなか掃除ができず、気づいたときにはタイルに汚れがこびりついた…と困っているおうちも多いものです。
今回は玄関のタイル汚れを時間をかけずに掃除する方法をご紹介します。
玄関タイルの黒ずみってなに?
バタバタと忙しく過ごしていると、玄関掃除をしばらくしていない…ということもありますね。そこで汚れがこびりつき、「黒ずんでいて落ちにくそう…」と思うかもしれません。
玄関につく黒ずみや汚れの正体は、「靴の裏についた土や砂」。子供が泥を持ち込んだり、踏んで汚れを押し付けたりしてだんだんと土の汚れが蓄積し、濃く大きくなっていきます。
土汚れは洗剤などで落とせないので、タイルの凹凸に入り込んだ汚れを効率よく落とための道具選びが大切なんですよ。
玄関タイルの黒ずみ汚れを落とすのに必要な道具
- 必須
- 『激落ちくん』などのメラミンスポンジ
- 雑巾
- バケツ
- ほうき
タイルの凹凸に詰まった汚れを落とすには、「メラミンスポンジ」が便利です。硬い樹脂からできたメラミンスポンジは、キメが細かく研磨作用を持っていて、水回りの掃除ではよく使いますね。
玄関タイルの黒ずみ汚れを落とす方法は?
メラミンスポンジのいいところは、洗剤が必要ないこと。洗剤が残らないように二度拭きしなくてもいいので、手間がかかりません。室内側だけなら10分もかからずに終わりますよ。
次の手順で汚れを落としていきましょう。
たたきの靴をどかす
たたきにある靴をどかすと掃除しやすい。
ゴミをとる
ほうきで掃いて大きいゴミを取る。
メラミンスポンジでこする
湿らせたスポンジでタイル汚れをこする。
雑巾で拭き取る
浮いた土汚れをキレイに拭き取れば完了。
メラミンスポンジは、消しゴムのように削れながら汚れをかき出します。ボロボロになると力が落ちるので、新しいものに取り替えながら進めてください。
玄関タイルにどうしても落ちない黒ずみ汚れがあるときは?
基本的にはメラミンスポンジだけでタイルの凹凸に詰まった汚れは落とせます。ただ、雨に直接当たる玄関外のタイルなどは汚れが染み付いてなかなか落とせない場合もあります。
そんなときは「高圧洗浄機」を使うのがおすすめ。強い水流でタイルに詰まった汚れを吹き飛ばしてくれますよ。
高価なアイテムというイメージがありますが、最近ではインターネットやホームセンターなどで1日からできるレンタルサービスもあります。
ベランダやガレージなどの掃除にも使えるので、1日のレンタルでおうちのあちこちを掃除できますよ。
玄関タイルの黒ずみを予防するには?
玄関タイルの掃除はこまごまとしていてできれば頻繁にはやりたくないですね。一度キレイに汚れを落としたら、できるだけ汚れを持ち込まないように工夫するといいですよ。
方法はシンプルで、「ドアマットを置く」だけ。雨のなか帰ってきてもマットで汚れを落としてから入るようにすればタイルにつきません。
また、「汚れがついたらこまめに拭き取っておく」という心がけも大切。下駄箱などに1枚雑巾を置くといつでも拭けますよ。
気になったときにすぐ掃除できれば、黒ずみ知らずのいつもキレイな状態をキープできますね。
玄関タイルの黒ずみを落として、もっと快適に
玄関は毎日のお出かけのときに必ず使う場所。タイルがくすんでいたり黒ずんでいると、おうち全体が暗く感じるものです。
汚れを落としてキレイになると玄関がもっと明るく、快適になりますよ。
毎日家族を送り出す場所だからこそ、汚れを落としておくと気持ちよく過ごせますね。