本が好きだと、文庫本はどんどんと増えていきますね。数がたくさんあると収納もむずかしくなりますし、何よりキレイに見えないのが困りもの。

ここでは文庫本の収納方法をご紹介します。ケースやボックスを使って、スッキリとお気に入りをしまえますよ。

文庫本の収納のポイントは?

文庫本に限らず、本や雑誌などの書籍は「趣味」で集めるものなので、買い始めるとどこまでも量が増えてしまいます。

なので、収納のポイントは「収納できる量を最初に決めること」です。ラックを1つ用意し、「収まる分しか保管しない」などルールを設けることでおうちがスッキリします。

どうしても捨てられない人は、「本が身近にある暮らし」と「収納スペースをどうするか」を家族で相談しながら、収納スペースを増やしていきましょう。

文庫本は収納前の「整理」が大事

本棚 洋室 屋根裏

まずは手持ちの文庫本を一度整理します。すべてを並べて次の3つに分類していきます。

① 読みかけの文庫本
② 読了したお気に入りの文庫本・未読の文庫本
③ 上記以外の読了した文庫本

文庫本の読み進み具合や気に入っているかどうかでこの3つの方法を使い分けるとスッキリきれいになりますよ。いったんダンボールを3つ用意し、振り分けてみましょう。

文庫本の収納はどうやる?100均グッズも使える?

リビング・ダイニング 食卓 本棚

本の整理がすんだら、次の方法で3つの収納を活用して並べます。雑誌などほかの書籍と異なり、ほとんどがA6判(縦14.8cm×横10.5cm)の大きさなので、統一感のある収納ができますよ。

① 読みかけの文庫本の収納

読みかけの文庫本はどこでも読みたいものなので、収納場所がさだまっていません。マガジンラックを用意し、読みかけの本や雑誌をまとめて入れる「とりあえず収納」をつくってあげましょう。

② 読了したお気に入りの文庫本・未読の文庫本の収納

お気に入りや未読の本は直近で手に取る可能性が高いので、リビングや書斎の棚など手に届きやすい場所に置くと使い勝手がよくなります。段ごとに「未読」「お気に入り」を分け、さらに出版社別、作者別などにするといいですよ。

③ そのほかの読了した文庫本の収納

読み終わって、とりあえず取ってある文庫本は、②と同じ棚に入れれます。もしスペースがないのであれば、100均などで売られているボックス・ケースなどに収納します。まとめて押入れやクローゼットにしまえばホコリの心配もありません。

文庫本の収納に便利なケースやボックス、袋、ラックはある?

文庫本の収納では、市販のアイテムがとっても便利。文庫本のサイズに合うようにできているので無駄なスペースを取りませんよ。

『いれと庫』(天馬)

文庫本を26冊収納できる収納ボックスです。半透明で中身も見やすいので奥行きのある棚に縦にいれるのがおすすめです。

『タフボックス きなり』(マルアイ)

納戸や押し入れの箱入れ収納にぴったりな紙製のボックスです。文庫本用のコンパクトな箱で、買い足せばいくらでも収納できます。

『文庫本収納ラック』(山善)

リビングなどのリラックススペースで読む本の収納を増やすには、専用の収納棚がおすすめ。文庫本に合わせてつくられているので薄型でスペースも無駄になりません。

『本収納ケース』(アストロ)

箱入れ収納ではかさばるのが気になるなら、袋を使った収納もおすすめ。天面がクリアになっているので何が入っているのかわかりやすく、リビング収納にもいいですね。

覚えておきたい

エコなわざあり

文庫本を整理するには?処分の方法は?

ゴミ

本で収納スペースが圧迫されてきたら、処分することも考えてみてください。

処分する本は、「1回読んで、◯年以上すぎているけど手にとっていない」などと基準をつくると選びやすくなります。

本は自治体の資源ごみに出すこともできますが、買取サービスを利用する方法もあります。数が多い場合は、自宅まで取りに来てくれるので手軽です。

文庫本は収納の使い分けでスッキリ楽しみやすくなる

本棚の収納

いっぱいになった文庫本、収納には困ってしまいますが、収納方法を「読み具合で分ける」だけで整理がしやすくなります。

リラックスしているときに手に取りやすい場所に文庫本が置いてあれば、休日がもっと楽しめそうですね。