読みたくてついつい買っていると、かなりの量の本がたまってしまいますね。でも、そうなると困ってくるのが、本棚の整理の仕方について。本棚に本が積み上がっていると、部屋自体も汚く見えてしまいますね。
そこで今回は、本棚を整理する方法について、100均グッズを使うコツなどとあわせてご紹介します。
本棚が整理できない原因は?
本棚が散らかって見える原因は、主に次の2つが考えられます。
① 収納スペースと本の量があっていない② 本が雑多に並んでいる
そもそもスペースに対して本の量が多ければおさまりませんし、並べ方が雑多だと整理できていないように見えてしまうのです。
この2つの原因を解消してあげれば、本棚をきれいに整理できますよ。
本棚を整理するには「いらない本」の処分から
本棚に入りきるだけの本だけを残すことが大切です。
おうちにある本をすべて本棚に収めてみて、余った分は処分します。すべての本を一度本棚から出して、残すものといらないものを選別しましょう。
どうしても残したい本が多いときは、本棚を増やすなどして収納スペースを確保します。
ただし、本棚を追加していくと部屋が狭くなってしまいます。スペースを増やすよりもまずはいらない本を処分することを意識してください。
本棚を整理するには並べ方も重要
本棚のスペースと本の量がマッチしていても、本が無造作に並べられていると整理できていないように見えてしまいます。
本棚は並べ方ひとつでわかりやすく取り出しやすくできるので、次のポイントを覚えてください。
本は大きさでそろえ、大きいものは下へ
本の収納は大きさでそろえると有効に活用できます。雑誌類は下の段に専用の高さの段をもうけておくといいですよ。
並べる順番は自分の好みで
大きさでそろえたら、「作者順」「背の順」「色分け」など、並べる順番を考えましょう。
作者順に並べるのは収納のときにひと手間かかりますが、見つけやすくなります。オリジナルの本屋さんをつくるイメージで、自分の好みで並べるといいですよ。
覚えておきたい
本棚を整理して余った本を捨てたくないときはどうする?
本棚を整理したあとに、収まりきらなくなった本の扱いに困ってしまうかもしれません。できることならあまり捨てたくないという人もいると思います。
そんなときは、大事だと思った箇所だけスキャンしたり、スクラップしたりする方法もあります。
どうしても残したいのならまとめてダンボールに入れて本棚とは別の場所にしまう方法もあるので、自分なりのやり方を考えてください。
読んでる本は本棚で整理する?ほかに置いてもいい?
読んでいる途中の本は、いちいち本棚に戻すのは手間ですよね。そんなときは家にあるものや100均グッズを活用して、読んでる本用の置き場所をつくりましょう。
マガジンラックに置く
わざわざ新しいものを買わなくても、カゴがあればマガジンラックになります。カゴは収納できる数に限りがあるため、1冊読み終えてから1冊追加するなどのルールを決めましょう。
カラーボックスに置く
小さめのカラーボックスがあれば、それをリビングに置いて即席の本棚に。容量も大きいので、本や雑誌を置く段とそれ以外の文房具などを置く段をもうけてもいいですね。
ダンボールで箱をつくる
無骨なダンボールでも、好きな布やクラフト紙を貼れば立派な置き場所になります。大きさもいろいろあるので、ジャンル別にわけて整理してもいいですね。
ブックスタンドに立てかける
棚や窓際など、本が置けそうな場所にブックスタンドを設置してそこにズラッと並べる方法もあります。インテリアとして溶け込むので、散らかっている印象は与えません。
本棚を整理して部屋のなかをスッキリ見せる
本が好きな人のおうちのなかは、至る場所に本が散乱しがち。だからこそ、本棚をきちんと整理しておいて、本とどう付き合っていくのかを考えておくことが大切ですよ。
まずは読んでいる本と読み終わった本でわけて、本棚とそれ以外の場所で整理してくださいね。