セーターやニットは寒い冬に欠かせないファッションアイテム。たくさん持っている人も多いと思いますが、困るのがその収納法です。
今回は、セーターやニットをコンパクトにするたたみ方を写真付きで解説します。上手にたたんで収納スペースを有効活用しましょう。
セーターやニットのたたみ方のポイント
毛糸を編んで作られたセーターやニットは、伸びやすくて型くずれもしやすいデリケートなアイテムです。
雑にたたむとかさばってしまううえ、型くずれの原因にもなるため、正しくたたんでしまう方法がベストです。
伸び縮みは注意が必要ですが、シワはつきにくい素材なので神経質になる必要はありません。ササッととたたんでいきましょう。
セーターやニットのたたみ方
セーターやニットがかさばらないようにするたたみ方は、次の手順を参考にしてください。
① 背中を上に向けて広げる
初めてのときはたたみやすいよう広い場所で作業するのがおすすめ。
② 袖を内側に折る
両袖を身頃側に折りたたむ。袖が重ならないようにするとコンパクトに。
③ 身頃を折って長方形に
袖ごと身頃を内側におり、長方形になるよう整える。
④ 裾から折りたたむ
引き出しの大きさにあわせて3つ折り〜4つ折りにする。
③で長方形にしたあと、折らずに端からクルクル巻いていく方法もあります。その場合、ゆったりとまいていくのがポイントです。
高さは出ますが幅は狭くなるので引き出し内にコンパクトにおさまりますよ。引き出しなど収納場所の大きさに合わせて選んでみてくださいね。
たたんだセーターやニットのしまい方は?
セーターをたたんだあとは、引き出しにしまっていきます。
このときに立ててしまうのが、出し入れしやすくするコツです。出し入れしやすくするには次のような方法があるので参考にしてくださいね。
ブックエンドを活用
たたんだセーターは重みで倒れやすいのでブックエンドで仕切りを作ってみましょう。倒れにくくなりますよ。
100均の収納ボックスを活用する
ブックエンドでもうまく仕切れないなら、100均の収納ボックスなどを活用しましょう。引き出しの中にボックスを入れることで頑丈な仕切りになります。
そのほか、ペーパーボックスやダンボールなど、おうちにあるものでも十分仕切りになるので、まずは手軽に使えるものから試してみてくださいね。
セーターやニットのたたみ方!長期間保管するときはどうする?
冬物のセーターやニットで気になるのが、オフシーズンのときのしまい方ですね。
基本的には同じたたみ方でしまえばOKですが、長い間保管することになるので詰め込みすぎず、ゆとりを持たせて引き出しにしまってあげましょう。
また、かたよって力がかからないように、平積みに並べた方が服への負担は少なくすみます。
ウールなどの素材は虫食いが起こりやすいので、積んだあとはうえに防虫剤を添えておくと完璧ですよ。
覚えておきたい
セーターやニットはたたまずに吊るす方法でもしまえる?
セーターは伸び縮みしやすいとはわかっていても、ハンガーなどに掛けておきたいときもありますよね。そんなときはちょっとひと工夫したハンガーの使い方をします。
まずセーターを広げて縦に二つ折りにして袖と袖を重ねます。つぎに、ハンガーのフック部分に脇がくるように斜めにのせ、裾と腕の部分の2か所をハンガーにかければ完成。
基本はたたんでしまい、ちょっと掛けたいときにだけこの方法を使いましょう。
セーターやニットのたたみ方をマスターしておしゃれを楽しもう
伸びやすくてデリケートなアイテムのひとつであるセーターやニット。できるだけ長持ちさせたいなら、ゆったりとたたんで引き出しに収納するのがポイントです。
このほうがコンパクトにもなって収納スペースにもスッキリ収まりますよ。
シワにもなりにくい素材なのでたたむのはざっくりで大丈夫。いつもキレイに保たれているとおしゃれももっと楽しくなりますね。