洋服の線ファスナーの上部分によく付けられている、ホック。引っ張られて取れてしまう場合もあるので、正しい付け方を知っておきたい金具のひとつですね。

そこで今回は、ホックの付け方を詳しく解説します。

ホックの付け方は簡単?

ホック

ホックを服や小物に縫い付けた経験がないと、本当にできるのかな?と心配になってしまう方もいますよね。

でも実は、ボタンを縫い付けるのとほとんど要領は一緒なんですよ。

裁縫の経験がある方であれば、ホックを糸や針で縫い付けるだけなのでとっても簡単。続いて、ホックを付けるときに必要なアイテムを紹介します。

ホックを付けるときに用意するものは?

ホックを付けるときに必要な道具は、針と糸だけです。ホックにもいくつか種類がありますが、縫い方は一緒です。ホックの種類を覚えて、使用する場所に合わせて使い分けてくださいね。

用意するもの
スプリングホック…ワンピースのファスナーの上部分に用いられている
前カン…パンツやスカートのウエスト部分に用いられている
スナップ…丸い形をしていて、ボタンのように用いられている

ホックの付け方は?

ホック 裁縫 ハンドメイド

ホックは同じ縫い方を繰り返すだけなので、手順も多くはありません。丁寧に何度も縫うと、ホックが外れにくくなりますよ。

①1本取りする

ホックを付ける位置に針を入れて、ホックの穴に糸を通します。端から縫い進めていきましょう。

②1こぶ作る

布に針を入れたら、ホックの穴から出します。針を出し、糸の輪に下から針を通しましょう。糸を引っ張ると、1こぶ完成です。

③縫い進める

こぶの横に針を入れて、②の工程を繰り返します。穴の周りが糸で覆われたら、完了です。裏側で玉どめをして、他の穴も同じ手順で縫いましょう。

ホックを用いて洋服作りを楽しもう!

ホック

ホックは針と糸だけあれば、手縫いで簡単に付けられます。スプリングホック・前カン・スナップのように種類がいくつかあるので、付けるものに合わせて適切なホックを使いましょう。

ホックを上手に利用して、おしゃれな洋服を作ってみてくださいね。