革靴やローファーなどは毎日履く人にとって革のメンテンナンスは欠かせないものですよね。
そんな革靴の傷の修復やツヤ維持などに役立つのが靴墨です。
今回は、そんな靴墨の正しい使い方やおすすめの靴墨クリームをご紹介します。
もくじ
靴墨とは?
靴墨とは、靴用のクリームのこと。革の保護・補色・ツヤ出しの効果があり、お手入れには欠かせないアイテムです。
栄養を補給したり革を柔軟に保ったりするタイプもあり、靴を長くキレイにキープするのにもぴったりですよ。
靴墨で定期的にお手入れすれば、通勤・通学で毎日履いている靴の買い換えの頻度が減って、経済的にもうれしいですね。
靴墨はどんな人におすすめのメンテンスアイテム?
靴墨が向いているのは「仕事で毎日革靴を履く人」や「革製品のメンテナンスをしたい人」などです。
靴墨を使うことで革靴に艶が出るので、仕事で初めて会った人からするとパット見で清潔感が伝わりますし、手入れが行き届いている「細やかな」印象を与えることができます。
また、革靴のメンテナンスにもなるので靴が長持ちさせられるので、長く愛用したい革靴がある方に向いています。
靴墨選びのポイントは?
毎日履く靴のお手入れにぴったりな靴墨ですが、選ぶときはどこに注目するといいのでしょうか?
以下2点をチェックして、自分好みの仕上がりになるタイプを見つけてくださいね。
ツヤ
靴墨には、成分によって「乳化性クリーム」「油性クリーム」の2種類があります。
乳化性クリームは、革の風合いを保ちながら自然なツヤを出しますが、油性クリームはパリッとした光沢がでる特徴があります。
どんな仕上がりにしたいかイメージしながら、好みの方を選んでくださいね。
色
靴墨には、クリーム自体に色がついているタイプがほとんど。
黒・茶系をベースにした色がたくさんありますが、自分のお手入れしたい靴の色にあわせて選びましょう。
どの色がいいか迷う人は、靴の色より若干薄めの乳化性クリームを選ぶと、なじみやくておすすめです。
靴墨の使い方!正しい手順は?
靴墨を使うには、まず豚毛ブラシやクロスを用意する必要があります。
豚毛はほどよくコシがあるので、細かい部分もしっかり塗り込めるすぐれものです。クロスは、古くなったTシャツなどで代用できますよ。
2つを併用すると、ピカピカのキレイな仕上がりになるので、ぜひそろえてみてくださいね。
まずはブラッシング
表面についている埃などの汚れをおとす
クロスで乾拭き
さらに革靴の表面の汚れを落とします
靴墨をクロスでとって靴に塗る
革靴全体に伸ばして塗っていく
クロスで乾拭きをして完成
最後に乾燥したクロスで革靴全体を拭いてツヤが出てきたら完成
靴墨のおすすめ乳化性クリーム5選
1.『コロンブス ブートブラックシルバーライン シュークリーム』
ビンのデザインがシンプルでおしゃれな靴墨。伸びがよくベタつかないので、扱いやすいアイテムです。ゆっくり浸透するミネラルオイル配合で、革を柔軟に保ちます。カラーバリエーションが豊富で、おしゃれ靴のお手入れにもおすすめです。
・クリームがやわらかくて伸ばしやすく、とても使いやすいです。
・塗りやすくてよくなじみ、靴がピカピカになりました。
- 税込価格
- 1,158円
- 内容量
- 55g
- カラー
- 全40色
2.『コロニル 1909シュープリームクリームデラックス』
1909年創業の、ドイツ老舗レザーケアブランドが作った靴墨。浸透力の高いシダーウッドオイルや天然オイルをブレンドし、栄養や柔軟効果などをバランスよく与えます。撥水機能も与えるので、濡れて革が縮まるのも防げますよ。
・やわらかくて伸びがよく、扱いやすかったです。
・有機溶剤を含んでいないので、イヤなニオイがせず、手についても石けんで落ちました。
- 税込価格
- 2,380円
- 内容量
- 100ml
- カラー
- 全7色
3.『ヴィオラ シュークリームC』
黒・茶系のカラーバリエーションが20色もある靴墨。仕上がりのツヤが強く、ピカピカに仕上げたい人にもぴったりです。染料が革のなかにゆっくり入っていくので、使い続けると風合いの変化を楽しめます。
・なかなかあう色がなくて諦めていましたが、こちらで発見でき、靴がよみがえりました。
・色あせた靴に塗ってみましたが、見事に復活し、ピカピカに仕上がりました。
- 税込価格
- 864円
- 内容量
- 35ml
- カラー
- 全42色
4.『モウブレイ シュークリーム』
靴愛好家の人などから支持を受けている、人気ブランドの靴墨。使用感がなめらかで、光りすぎないほどよいツヤを与えます。栄養と潤いをしっかり浸透させるので、靴を長持ちさせられますよ。
・しっかり浸透して、革になじんでいくのがわかります。
・香りも気にならず使用でき、伸びがよく、色あせも修復できました。
- 税込価格
- 972円
- 内容量
- 50ml
- カラー
- 全50色
5.『コロンブス チューブ入り靴クリーム』
チューブ状で、先にスポンジがついた靴墨。そのまま塗れるので、手を汚さず細かいところまでていねいに仕上げられますね。浸透しやすいミンクオイル配合で、油分をしっかり与えて保革できます。
・手が汚れず、短時間で簡単に仕上がるので、重宝しています。
・色ムラもできず、ツヤもしっかり出て満足です。
- 税込価格
- 648円
- 内容量
- 50g
- カラー
- 黒、濃茶、無色
靴墨のおすすめ油性クリーム2選
6.『キィウィ 油性革クリーム』
高級ワックスを使用して作られた、ピカピカにツヤが出る靴墨。伸びもよく、少量で靴全体に塗れます。栄養を与える効果はありませんが、しっかりコーティングするので、傷や汚れから守り、光沢が長持ちしますよ。
・一度塗れば、当分は布で拭けばまたキレイに光ります。
・はじめてメンテナンスした靴でも、見事にツヤが戻りました。
- 税込価格
- 648円
- 内容量
- 45ml
- カラー
- 黒、茶、無色
7.『サフィール ビーズワックスポリッシュ』
ハチの蜜で作られたミツロウ配合の靴墨。保湿効果にすぐれているだけでなく、高級ワックスを含んでいるので、上質な光沢も与えます。水を含ませながら仕上げれば鏡面磨きもでき、ワンランク上のおしゃれにもぴったりです。
・捨てようと考えていた靴が、ピカピカになりました。
・黒を使用していますが、深みのあるツヤが出ます。
- 税込価格
- 756円
- 内容量
- 50ml
- カラー
- 全9色
靴墨を使いこなしてピカピカの革靴をキープしよう
毎日履く革靴は、すぐにツヤがなくなり色あせていきますが、靴墨でお手入れすればピカピカな状態をキープできます。
革を柔軟に保ったり撥水効果を与えたりするタイプもあり、履きやすくもなっておすすめですよ。
足元が毎日キレイだと気分もよくなるので、ぜひこの機会に、靴墨を使ってキレイにお手入れしてみてくださいね。