モチーフ編みは花やリボンなど、いろいろな形で編む編み方のことです。かわいい見た目で、ヘアゴムやヘアピンにつけたり、ストラップにしたり、使い道もいろいろあります。
少ない毛糸でできて、短時間で完成させられるのも特徴の1つ。今回はそんな初心者でも作りやすいお花のモチーフの編み方をご紹介します。
もくじ
モチーフ編みとは?どんな道具が必要?
モチーフ編みは、かぎ針を使って丸やお花などの形に編んでいく編み方です。
作った作品はたわしやコースターにしたり、アクセサリーや小物につけたりできて楽しいですよ。
使う毛糸の量も多くないので、始めやすいのも特徴です。モチーフ編みを編むときに必要な道具を紹介するので参考にしてください。
- 必要な道具
- かぎ針
- 毛糸
- とじ針
- はさみ
モチーフ編みの編み方|①「輪」の作り目を編む
まずは輪を作り、作り目を編んでいきます。
①人差し指に糸を2回巻き、輪を作ります。
②輪の中に針を入れ、糸をかけます。
③糸を引き出し、鎖編みを1目編みます。
これが立ち目です。
モチーフ編みの編み方|②1段目を編む
作り目から1段目の花びらを編んでいきます。編むときは細編みと鎖編みの繰り返しです。
編み方の手順は次の通り。
- 輪に針を入れるそのまま針に糸をかけ、そのまま引き抜きます。
- 細編みの1目を作るもう1度針に糸をかけかぎ針にかかっている2つのループを引き抜く
- 鎖編みの1目を作る針に糸をかけてそのまま引き抜く。さらに2回繰り返して鎖編みを3目編む
- 細編みをもう1目輪にかぎ針を入れて細編みをもう1目編む
- 鎖編みと細編みをを交互に鎖編み3回と細編みを1回ずつ編むのを3回繰り返す
- 鎖編みを3回編む最後は細編みせず、最初に編んだ鎖編みの目(立ち目)に針を通す
- 完成針に糸をかけて糸を引き抜いて、最後に糸を引き締めれば1段目の完成
モチーフ編みの編み方|③2段目を編む
次に花びらの2段目を編んでいきます。2段目は鎖編みと長々編みの繰り返しです。
具体的な手順を紹介します。
- 鎖編みを4回1段目を編み終えたら鎖編みを4回する
- 長々編みをする針に糸を2回かけ、1段目の鎖編みの下の穴に針を入れる
- 針に糸をかけて引き抜く針に糸をかけて2目引き抜きもう1度針に糸をかけて2目引き抜く
- 長々編み1目の完成さらにもう1度針に糸をかけ、1度に全部引き抜いたら長々編み1目の完成
- 長々編みを2回同じ穴にもう2回長々編みを編む
- 鎖編みを4目編む鎖編みを4目編んで同じ穴に針を入れる
- 花びらが完成糸をかけて引き抜いたら1つ目の花びらが完成
- ①~⑦を4回繰り返す糸を切り最後の目に糸を通したら2段目が完成
モチーフ編みの編み方|④とじ針をする
2段目まで完成したら、糸がほどけないように糸の始末をします。糸始末にはとじ針が必要です。
やり方は次の通りです。
- 折り目を作る針の側面に糸をかけ、折り目を作る
- 針に通す折り目を針に通す
- とじ針で縫うとじ針を端目に3目くらい通して縫う
- 反対側も縫う反対に3目ほど戻して縫う
- 完成糸を切ったら完成
モチーフ編みの注意点は?
モチーフ編みは、使うかぎ針や糸の太さによって完成するモチーフの大きさが変わってきます。
適当に選んでしまうと想像より大きかったり小さかったりしてしまうので注意しましょう。
見本と同じサイズのものを作りたい時は、説明に書かれている毛糸と同じものを使うようにしてください。
逆に、同じ編み方でも毛糸によって大きさや雰囲気が変わるので、いろいろな毛糸で編んでも仕上がりの違いが楽しめますよ。
モチーフ編みでオリジナルの小物を作ろう!
モチーフ編みは見た目がかわいいので、アクセサリーや小物のワンポイントにぴったりな編み物です。
特にお花は見た目もかわいく、シンプルな編み方なので初心者にも始めやすいですよ。
今回を機会にモチーフ編みにチャレンジして、自分だけの小物づくりを楽しんでくださいね。