編み物に慣れてきたら、かわいらしいモチーフにも挑戦してみたいですね。花のモチーフが編めるようになると、華やか作品がたくさん作れますよ。
そこで今回は、かぎ針で行う花のモチーフの作り方をご紹介します。
もくじ
かぎ針で編む花モチーフの種類や編み方は?
花のモチーフが編めるようになると、ブローチや花柄のアイテムなどが作れます。
編み方にはいろいろな手法があります。アジサイやサクラ、バラなど編みたい花の種類を最初に決め、それに合わせて編み方を選びましょう。
毛糸の色や太さによってもデザインが変わるため、毛糸選びも重要ですよ。
いくつかの花のモチーフをつなぎ合わせると、ブランケットやポーチなども作れます。作品のイメージをしっかり固めて編み始めてくださいね。
かぎ針で編む|①中心部分は円編み
花は立体的に編む方法もありますが、今回は平らな花の作り方をご紹介します。
花のモチーフを作るときは、最初に輪の作り目を編みます。毛糸に針を通して1回転させ、指で輪を掴みましょう。
針先に毛糸をかけたら、指で掴んでいた輪から引き出します。
くさり2目を編んだら、輪の中に針を入れましょう。
中長編みを1目編み、再度くさり2目を編みます。中長編みで束に編んだら、中長編み1目とくさり2目を1周分繰り返しましょう。
編み始めの輪を引っ張って輪を引き締めたら、輪の作り目は完成です。
花の中心は円を描くように編み進めるのが一般的。最初の中長編みの目に針を入れて、引き抜き編みで1段編みましょう。
花のデザインによって編む段数を変えてくださいね。
かぎ針で編む|②花びらは玉編み
花びらの枚数やサイズを決めてから編み進めると、均等な大きさの花びらが作りやすくなります。
ここでは玉編みで作る花びらをご紹介。玉編みで編むと、花びらに少し厚みが出るのでおすすめですよ。
作り目ができたら、くさり編みの下に針を入れて、引き抜き編みをします。くさり編みで3目編んだら、長編みで束に編みましょう。またくさり編みで3目編み、引き抜き編みのときに最初に針を入れた場所に再度引き抜き編みをします。
花びらの枚数分これを繰り返しましょう。
花のモチーフができあがったら糸を切り、閉じ針で裏目に通します。必要であればアイロンをして完成です。
かぎ針で編む|花モチーフのアレンジ方法は?
花のモチーフが作れたら、さらにアレンジが加えると、より自分好みのアイテムが作れますよ。
正円と花びらとで毛糸の色を変える
正円と花びらで毛糸の色を変えてあげると、より実物に近い花を表現できます。素材の異なる毛糸を使って、手触りを変えてみてもいいですね。
花モチーフを重ねて立体的に見せる
平らな花のモチーフでも、サイズの異なるものを重ねると立体的な花になります。大中小のサイズで花のモチーフを作り、後から組み合わせてみるのも楽しいですよ。
かぎ針を上手に使って花のモチーフ編みに挑戦してみよう!
平らな花のモチーフは、正円を編んだ後に花びらを加えると完成します。初めて編むときは、平らなものから始めてみるのがおすすめ。花モチーフの編み方を覚えて、編み物をより楽しんでくださいね。
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