「ノズルから水が漏れている…」「便座のあたりから水が滴っている…」など、ウォシュレットから急に水が漏れ出すと、困ってしまいますね。
ここでは、そんなウォシュレットの水漏れトラブルの対処法をご紹介します。
ウォシュレットの水漏れは自分で直せる？
ウォシュレットは複雑な作りをしているので、トイレの数あるパーツのなかでも水漏れの原因を突き止めるのがむずかしい場所のひとつです。
そのため、原因によってはうまく直せないこともあります。
まずはできることから試し、うまく直せないなら專門の業者にお願いしましょう。
ウォシュレットの水漏れ時にすることは？
まずは、応急処置として「汚れの除去」と「ナットの増し締め」をしましょう。
「ノズルからチョロチョロ水が流れ続けている」「操作パネルや配管から水が漏れてこぼれる」といったトラブルなら直せることがあります。
汚れの除去
ノズルの先端から水が漏れているときは、汚れがたまってウォシュレットの動きが悪くなっているのかもしれません。ノズルや操作パネルなどの汚れを落としてみましょう。
ノズルは操作パネルの「洗浄ボタン」を押せば簡単に引き出せます。あとは『トイレクイックル』などのトイレクリーナーを使って拭き掃除するだけです。取れない汚れは歯ブラシでこすり落としましょう。
ナットの増し締め
ウォシュレットの便座につながる配管から水漏れしていたり、操作パネル付近が水漏れしていたりする場合は、接続部分が緩んでいる可能性があります。
レンチなどを使ってナット一つひとつを時計回りにひねり、ゆるんでいないか確認しましょう。ゆるみが原因の場合はこれだけで水漏れがピタッと止められますよ。
ウォシュレットの水漏れをおうちで直せないのはどんなとき？
汚れを落として、ナットの増し締めまでしても水漏れが止まらない場合は、おうちでは対処がむずかしいトラブルかもしれません。
「内部の部品の劣化」や「電子部品の不具合」など、便座や操作パネル内部に原因があります。
分解してこまかく確認する必要があるので、業者などに修理を依頼しましょう。
水漏れしたウォシュレットの修理業者を選ぶときのポイントは？
ウォシュレットの水漏れ修理を依頼するときは、次の条件をもとに信頼できる業者を選ぶといいですよ。
ウォシュレットのメーカー
ウォシュレットのことはつくったメーカーが一番よく知っています。なので、まずはメーカーの問い合わせ窓口から修理を依頼するのが一番。問い合わせは毎日受け付けているので、急ぎでもしっかり対応してくれますよ。
アフターサポートがあるお店
街の水道屋さんなどに修理を依頼するときは、万一修理しても直らなかった場合に備えて、アフターサポートがついているお店を選ぶのがポイント。修理後にトラブルがあってもすぐに対応してくれます。
対応の早いお店
トイレは頻繁に使うものなので、できるだけ早めに修理したいですね。大手の修理屋さんなどはそんな要望にも応えられる体制を整えています。24時間対応の水道屋さんも多くあるので、急ぎのときは依頼しましょう。
覚えておきたい
水漏れはウォシュレット以外に原因があるかもしれない？
ウォシュレット周辺から水が漏れているとウォシュレットが原因だと思いこんでしまいますが、実は「タンク」に不具合がある場合も。
外に水が漏れたり、便器に流れ続けたりと症状はほとんど同じ。タンク内の不具合であれば簡単に直せるので、挑戦してみてくださいね。
水漏れしたウォシュレットの修理はプロに任せる選択肢も
ウォシュレットが水漏れすると、使うときにとても不便になりますね。
ウォシュレットのトラブルはおうちでは直せないケースも多くあるので、最低限汚れを取ったり、ナットを閉めたりして直らなければ、專門の業者に任せましょう。
プロの手にかかれば、あっという間に直してもらえますよ。
