シャツの脇部分にできた「黄ばみ」に悩まされていませんか?
お気に入りのシャツに黄ばみが目立ってきて、そろそろ処分しなきゃいけないのかな…と考えている人もいると思います。
でも、その黄ばみ、おうちにあるものを使って落とせますよ!今回はシャツの脇にできた黄ばみの落とし方をくわしく説明します。
もくじ
シャツの脇に黄ばみができる原因は?
シャツの脇に黄ばみができるのは、主に汗の蓄積が原因です。
脇は身体のなかでも特に汗を多くかく場所。脇の部分に吸着した大量の汗や皮脂は洗濯しても落とし切ることができないので、少しずつたまっていきます。そして、無色だった汗は時間が経つにつれて成分が変化して黄ばみになります。
黄ばみは「落としにくい頑固な汚れ」というイメージがあるかもしれませんが、もともとは洗濯洗剤などで分解できる汗や皮脂が原因なので、おうちでもキレイにすることができるんですよ。
シャツの脇の黄ばみの落とし方|用意する道具は?
- 必須
- 『アタック』などの液体洗剤
- 『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
- 洗面器
- あると便利
- 『レノア』などの柔軟剤
黄ばみ汚れを落とすには、手持ちの洗濯洗剤と酸素系漂白剤があれば十分。
これだけで本当に落ちるの?と思うかもしれませんが、いつもの使い方とは違うひと工夫を加えればスッキリ洗い落とせますよ。
シャツの脇の黄ばみの落とし方|漬け置き洗いの方法は?
脇汗の黄ばみを落とすときのポイントは「酸素系漂白剤でつけおきする」こと。
酸素系漂白剤でつけおきにすることで奥に入り込んだ汚れまで浸透し、黄ばみをもとから取り除いてくれるんです。やり方は簡単なので、ぜひ試してみてください。
洗面器のお湯に酸素系漂白剤を溶かす
洗面器に40〜50℃のお湯を張って、酸素系漂白剤を10mlほど混ぜて溶かしておく。
黄ばみに液体洗剤を塗りこむ
シャツの皮脂汚れを浮かせるため、黄ばみ部分にだけ直接液体洗剤をかけて、指の腹で軽くもみ込む。
つけおきする
液体洗剤をつけたシャツの黄ばみ部分を洗面器の中に入れて、30〜60分ほど放置する。
そのまま洗濯する
洗面器の漂白液ごと洗濯機に入れ、普段通りに洗濯したら完了。
これだけで黄ばみはキレイになります。漂白剤でつけおきすると少しゴワゴワした肌触りになりますが、柔軟剤を入れて洗濯するとやわらかく仕上がりますよ。
シャツの脇の黄ばみの落とし方|注意点は?
色物の服を漂白するときは、黄ばみと一緒に色落ちしないか心配ですよね。
色落ちをできるだけ防ぐには「つけおき時間」「脱水時間」の2点に気をつけて洗ってください。
つけおき時間は短く
色物シャツは長くつけおくと、黄ばみだけでなくシャツの色が落ちてしまうこともあります。つけておく時間は5〜10分くらいで、黄ばみが取れたら漂白液と一緒に洗濯してくださいね。
脱水時間は3分で
洗濯機の設定は、脱水を3分くらいと短くすれば服と服があまりこすれず色落ちを防げます。また、脱水時間を短く設定するとシワがつきにくくなるので、アイロンの手間も省けますよ。
シャツの脇の黄ばみの落とし方|予防策はある?
黄ばみは洗濯の工夫でキレイにできますが、染み抜きの作業は面倒に感じられてしまうもの。そこで、黄ばみができることを防ぐ方法も覚えておきましょう。
汗がなるべくシャツにつかないようにすれば脇の黄ばみを防げますよ。
脇汗パッドをつける
脇汗が出ないようにすることはできませんが、汗がシャツにつかないようにすることはできます。脇汗パッドを服の脇部分に貼れば、パッドが汗を吸収してくれて汗染みや黄ばみがつかないようにしてくれます。汗が目立ちやすい夏の時期にはとても便利ですね。
肌着を着る
脇汗パッドがゴワゴワして気になる方はシャツの下に肌着を着ましょう。そうすればシャツに染み込む汗を減らせます。最近は消臭や放湿効果のある肌着もあるので、シャツ一枚で過ごすよりも快適ですよ。
できるだけ早く洗濯する
シャツに汗がついてしまっても、その時間を短くすることで黄ばみを防止できます。一度着たシャツはできるだけ早く洗濯しましょう。
時間がたつほど汚れは落ちにくくなるので、こまめな洗濯ができるといつもキレイなシャツをキープできますよ。
シャツにできた脇の黄ばみを気にせず、オシャレを楽しもう!
お気に入りのシャツが黄ばんでしまうとがっかりするものですが、これでもう黄ばみに悩まされることはなくなりますね!
普段からときどき脇の部分だけつけおきしておけば、たまった汗や皮脂もきれいに洗い流せて黄ばみになることもありませんよ。
落とし方や予防法をしっかり覚えておいて、黄ばみを気にせず自由におしゃれを楽しんでくださいね。