夏になると海水浴や子供のプールなどで洗濯の機会が増える水着。「どう洗うのがいいの?」「洗濯機で洗っていい?」と、扱い方に悩んでしまいますよね。

そこで今回は、水着の洗い方をくわしくご紹介します。気をつけるポイントもあるので、ぜひ確認してみてください。

水着って洗濯機で洗っても大丈夫?事前に確認することは?

水着の洗濯

そもそも「水着ってどうやって洗ったらいいんだろう?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

そんなときは、まずは洗濯表示の確認から始めましょう。

洗濯表示

なんでも洗濯機で洗えるわけではないので、洗濯表示でどんな洗い方がいいのか確認することが、水着の洗濯の第一歩です。

「洗濯機で洗えるかな?」と思っているものでも、レースなど細かい刺繍がついた水着だと「手洗い」が必要なことがあります。

あとで「手洗いする場合」と「洗濯機で洗う場合」の両方の手順をご紹介するので確認してみてくださいね。

水着の洗濯に使う道具!洗剤は何を使う?

エマール 洗剤

用意するもの
必須
『エマール』などのおしゃれ着洗剤
洗濯ネット
手洗いの場合
洗面器

水着につく汚れはプールの水や海の砂など、どれも落としやすいもの。生地へ負担をかけないことを優先し『エマール』などのおしゃれ着用の中性洗剤を選ぶと長持ちできます。

洗濯槽とぶつかって生地が傷むのを防ぐため「洗濯ネット」もあわせて用意しておきましょう。

水着の洗い方|洗濯機で洗う手順は?

洗濯機 ドラム式

洗濯機で洗える水着は伸びのよいポリウレタンや速乾性のあるポリエステルなどの水に強い丈夫な生地でできているので、それほど気にかける必要はありません。

「時間」や「回数」を調整するのがポイントです。

洗濯ネットに入れる

水着を洗濯ネットに入れて、洗濯機に入れる。

洗濯する

洗濯機の「ドライコース」や「手洗いコース」などていねいなモードで洗えば完了。

すすぎは1回にし、脱水時間もできるだけ短くなるようにしましょう。

水着の洗い方|手洗いの手順は?

洗濯板 洗面器 桶

まずは手洗いの手順からご紹介します。準備をそろえたら次のステップで進めましょう。

洗浄液をつくる

洗面器に水を張り、水量に合わせて洗剤を入れる。

「押し洗い」か「ふり洗い」する

水着を洗浄液に入れ、押したり浮かせたりして洗う。前後左右にゆする「振り洗い」でもOK。

洗剤をすすいで脱水する

洗面器にキレイな水を張り直し、押し洗いの要領で衣類についた洗剤をすすぐ。

洗濯ネットに入れて脱水する

洗濯ネットに入れて洗濯機で15〜30秒ほど脱水すれば完了。

手洗いのポイントは「ていねいにやさしく」洗濯すること。ゴシゴシこすったり、強くつまんだりするのはNGです。

洗濯した水着の干し方は?

水着

洗った水着は、最後に平干しネットで陰干しして乾かせば完了です。平干しネットがなければ、ピンチハンガーの天面に乗せておくだけでもOK。

直射日光を当てたほうが乾きがよかったり、しっかり除菌できたりしそうなイメージがありますが、色あせてしまう可能性があります。風通しがよければ十分乾くので陰干ししましょう。

熱に弱い素材を使われていることが多いので、乾燥機の使用はNGですよ。

水着の洗い方で注意するポイントは?

水着を洗うときのポイントは2つあります。それぞれ確認してみましょう。

洗濯前に汚れを軽く落としておく

もし水着に汚れやシミがついていれば、軽く落としてから洗濯するとキレイに仕上がります。シミは洗剤の原液をかけて下洗い、海などで使って砂がついている場合は軽く叩くか引っ張るかして砂を落としましょう。

できるだけ早く洗濯する

持ち帰った水着はできるだけ早めに洗うのもポイントです。海の塩分やプールの水に含まれる「塩素」は生地を傷めたり、色落ちさせたりする可能性があります。持ち帰ったら、まずは一度水道水で軽く洗い流しましょう。

水着は熱に弱いので保管にも注意して

車 トランク

水着の素材に使われているポリエステルは水に強い半面、熱に弱いという性質があります。

熱にあたると伸びてしまうので、持ち運びするときも注意が必要。車のトランクなど熱がこもりやすい場所にいれずに、座席の周りに置いて温度管理するのがおすすめです。

水着を頻繁に購入して入れ替えないのであれば、ちょっとしたことからも気を使うと長持ちしますよ。

水着の洗い方をマスターしてキレイに洗濯しよう

水着

水着はポリエステルでできていることが多く、デリケートな素材なので「ていねい」を意識して洗うのがポイント。何も気にせず、いつも通り洗っているとすぐにダメになってしまうかもしれませんよ。

注意点に気をつけて、できるだけやさしく洗って長く着られるといいですね。