アイロンの使い方は、誰に習うということもないのでおうちによってそれぞれのやり方があると思います。そのため、「これで本当に大丈夫かな…?」と心配になることもあるのではないでしょうか。ちょっとした基本のコツを覚えれば、いまよりもキレイに仕上がられるかもしれませんよ。

ここでは、アイロンの基本の使い方と、キレイに仕上げるコツなどをまとめてご紹介します。

アイロンはどんな服に使う?

引き出し たたむ 洋服 仕切り


アイロンは服をキレイに仕上げるために必要ですが、やはり手間がかかるのでできるだけ枚数は少ない方がいいですよね。

基本は「キレイに干してもシワが残ってしまったもの」で「キレイに仕上げたいもの」にアイロンをかけるようにすると手間がはぶけ、長くムリなく続けられます。

洗濯物を干すときのちょっとしたひと手間で十分シワを減らせるので、それでもシワが残った洋服にアイロンがけするようにしましょう。

アイロンの使い方!準備には何が必要?

洗濯物 アイロン スプレー


アイロンがけに必要なものは、次のリストを参考にしてみてください。

あて布はデリケートな洋服のアイロンがけに使うので薄手のハンカチを1枚用意しておくと安心ですよ。「あると便利」なアイテムは必要があれば都度購入する程度で大丈夫です。急いで取りそろえる必要はありません。

用意するもの
必須
アイロン台
アイロン
あて布
霧吹き
あると便利
アイロン用シワ取り剤
アイロンマット

アイロンの使い方の基本!「適温」の見分け方は?

アイロン スチーム 蒸気


アイロンをかけるときに、まず困るのが「どの洋服にどんな温度でアイロンをあてればよいのか」ではないでしょうか。低温でないといけないものに高温でアイロンをかけて生地がテカったり、傷んだりするミスはできるだけなくしたいですね。

アイロンの温度は「低」「中」「高」の3段階に設定できることが多く、「低」は80〜130℃まで、「中」は130〜160℃まで、「高」は160℃以上と分かれています。

服についている「洗濯表示」にもアイロンの温度を3段階で表示しているので、どの温度に設定するか確認しましょう。もしアイロンのかけ方の記載がないときは素材を見て温度を選びます。いくつかの素材が編み込まれている場合は、温度を低い方に合わせると安心です。

アイロンの使い方のコツは?

アイロン


アイロンをかけるのはむずかしいと思い込みがちですが、そんなことはありません。アイロン自体に重さがあるので力を入れる必要はなく、軽くサッとすべらせていけばOKです。

上手にアイロンをかけるコツがいくつかあるので参考にしてください。

あいている手を活用する

右利きの人は左手を、左利きの人は右手を使って服をなでながらアイロンをかけるとキレイに仕上がります。服をピンと伸ばすなど、常にフォローしてあげましょう。

縫い目は引っ張りながらかける

ボタンや襟など、縫い目の部分はアイロンをかけてるあいだにも少しずつ縮んだりします。引っ張りながらアイロンをかけるとシワが少なくなります。

一方向へ動かす

アイロンは尖っている方(前方)に向かってすべらせるのが基本です。ジグザグにかけるとシワができるのでNGですよ。

アイロンの使い方は?どんな順番ですすめる?

ステップ プロセス


それではアイロンのかけかたを具体的にご紹介します。特にかけることの多いシャツを例に、アイロンのかけ方を見てみましょう。

袖口

袖の内側を広げ、外から内に向かってかける。袖の外側もかける。

右袖と左袖

袖を伸ばして形を整え、脇から袖口に向かってかける。

右肩と左肩

アイロン台の細くなっている部分にシャツの肩をのせてアイロンをかける。

右前身頃

脇の縫い目を肩に向かってかけ、次にボタンの間に向かってかける。

後ろ身頃

背中の部分は広いので半分ずつかける。裾(すそ)から肩に向かってかける。

左前見頃

右前身頃と同じようにアイロンをかける。ポケットは外から内に向かってかける。

左右から中央に向かってかける。熱いうちにハンガーにかけて第一ボタンをしめておく。

アイロンを使うときに便利なグッズはある?

アイロンをかけるときに使える便利グッズはたくさん販売されています。手間のかかる作業なだけに、ラクに取り組めるアイテムをぜひ探してみてくださいね。

『ダイヤ セラミックスアイロンミトン』(ダイヤコーポレーション)

アイロン台のうえだとかけにくい細かいパーツがあるときに便利なグッズです。洋服をハンガーにかけたまま、このミトンを手にはめてアイロンをかけられます。

『メッシュDEプレス アイロンあて布』(KAWAGUCHI)

直接アイロンをかけるとテカリの出てしまうウールなどの素材に便利なあて布。スチームの通りがいいメッシュ状になっているので、サッとキレイにできます。

『スタンドタイプ アイロン台 』(大栄産業)

高さを変えられるアイロン台で、立ったまま、イスに座ったままと調整してアイロンをかけられます。もちろん床に座ってかけるのもできるので、1台あればその日の気分や体調でかえられますよ。

覚えておきたい

エコなわざあり

アイロンの使い方で陥りがちなトラブルまとめ

ギモン 疑問 はてな?

アイロンをかけていると「こんなときどうするんだろう…?」と疑問に思うこともありますよね。ここではよくある疑問をいくつかご紹介し、その対処法をお答えします。

● アイロンの滑りが悪いとき

アイロンはかけているうちに、熱で溶けた繊維やのり剤などがこびりついて、すべりが悪くなることがあります。使ったあとは濡れたフキンで拭くと滑りがよくなりますよ。

● ビーズやししゅう飾りがあるとき

ビーズなどが溶けないように「低温」に設定します。そして生地を裏返し、タオルのうえにのせてアイロンをかけます。こうすることでビーズなどのデコボコを避けてアイロンをかけられます。

● 生地をこがしてしまったとき

ひどい場合は、残念ながらもとに戻りません。薄いこげなら、オキシドール1:水3で混ぜた液を吹きかけて日光に当てるととれることがあります。

アイロンの使い方をマスターしてパリッとキレイな服を着よう

服 シャツ パイプハンガー クローゼット


アイロンの使い方は基本を覚えておけば、あとはそれを応用するだけ。数をこなしていくとどこでうまく力を抜けばいいかもわかってきます。

難しく手間のかかるものと考えすぎずに、市販の便利グッズも活用しながらパリッとキレイな服を身に着けましょう。1日を気持ちよく過ごせますよ。