濃厚な口当たりとほんのりした酸味がおいしい「チーズケーキ」。材料を混ぜるだけで作れるレシピも多く、自分でも作りやすいですね。
しかし作ったものをそのまま冷蔵室で保存すると、チーズの風味や食感が悪くなってしまったと感じることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、チーズケーキの賞味期限や、おいしく長持ちさせる保存方法をご紹介します。
もくじ
チーズケーキの賞味期限は?どれくらい日持ちする?
チーズケーキは、常温だとすぐに傷んでしまいます。
長持ちさせたい時は、冷蔵保存か冷凍保存が基本。保存期間はチーズケーキの種類によって異なります。
しっかり焼いたベイクドチーズケーキの日持ちは、冷蔵保存の場合は約5日、冷凍保存の場合は約1ヶ月です。
一方レアチーズケーキの保存期間は、冷蔵保存で約3日、冷凍保存で約1ヶ月とやや短めなので注意しましょう。
保存期間はあくまで目安。おいしく長持ちさせるに、正しい方法で保存するのが大切ですよ。
チーズケーキの賞味期限を長くする保存方法って?
チーズケーキの材料であるクリームチーズは、空気に触れるとカビる原因になります。
冷蔵保存や冷凍保存をする場合は、なるべく密閉して保存しましょう。ラップに包むか保存容器に入れるといいですよ。
① ラップに包む方法
レアチーズケーキ以外のものは、ラップに包んで保存する方法がおすすめです。
チーズケーキがしっかり冷めてから型から外し、適当な大きさにカットします。ホールごとでもOK。
カット数が増えると、断面が増えて乾燥しやすくなってしまうので、なるべく少ないカット数で保存しましょう。
気が入らないよう1つずつできるだけぴっちりとラップで包むようにしましょう。
スフレチーズケーキのように空気を含むケーキは、力を入れてしまうと潰れる可能性があります。十分に注意してくださいね。
チーズケーキ同士が重ならないように保存袋にまとめて入れ、空気を抜いて密閉状態にして保存します。
冷凍する場合は、金属トレーなどにのせて冷凍すると、金属の熱伝導で効率よく冷凍でき、風味をキープしやすくなりますよ。
② 保存容器を使った方法
レアチーズケーキのようにクリームやムース状のものは、カットして保存容器に入れて保存しましょう。
保存容器のフタにチーズケーキを置いて容器をかぶせると、市販のケーキトレーのように上からでも中身が見えて便利です。
冷凍したチーズケーキの解凍方法は自然解凍がベスト!
チーズケーキを長期保存したいときに便利な冷凍保存ですが、解凍するときには注意が必要です。
常温に置いたり、電子レンジなどで加熱したりして解凍すると、チーズが分離しやすくなり、土台のクッキー生地がべちゃっとした食感になってしまいます。
解凍するときは冷蔵庫に移してゆっくり解凍しましょう。
時間がないときは、半解凍状態にしてもアイスケーキのようにおいしく食べられますよ。
チーズケーキの賞味期限で注意することは?
チーズケーキには、フルーツソースや生のフルーツ、生クリームが添えられているものもありますが、それらは生ものなので長期保存ができません。
とくにフルーツは、時間が経つと水分がでて水っぽくなり、チーズケーキの食感も悪くなってしまいます。
上にのっているだけなら除いて冷凍できますが、中に入っているものは、乾燥しないようにラップをした状態で冷蔵保存し、その日のうちに食べるようにしましょう。
自分で作るときには、クリームやフルーツはケーキと一緒に保存せずに、食べるときに添えてくださいね。
チーズケーキの賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう
チーズケーキは空気に触れないように保存することでおいしく長持ちさせられます。
冷凍すると1ヶ月ほど日持ちするので、作りすぎても最後までムリなく食べきれますよ。チーズケーキを正しく保存して、ティータイムやプレゼントに活用してくださいね。