味にクセがなく食べやすい「さわら」は、焼き物や煮付けにしてもおいしいですね。しかし鮮度が落ちやすい点が悩みどころ。

そんなときは冷凍保存がおすすめです。正しいやり方で冷凍すれば、鮮度を保ちながら長持ちさせられますよ。

今回はさわらの冷凍保存についてご紹介します。

さわらは冷凍できる?保存期間は?

時間 カレンダー 砂時計

さわらは冷凍保存をすると長持ちします。冷蔵室に入れておくと1〜2日しか日持ちしませんが、冷凍した場合は2週間ほど保存がききますよ。

しかし正しいやり方でなければ保存期間以内でも傷んでしまうので、手順やポイントをおさえて冷凍してくださいね。

さわらの冷凍保存の手順は?

さわら

さわらを冷凍するときは、「切り身をそのまま保存する方法」と「下味処理をしてから保存する方法」の2通りあります。

切り身をそのまま冷凍

スーパーなどで1尾をまるごと購入した場合は、あらかじめ内蔵などをしっかりと取り除き、洗い流しておきます。それから切り身にしましょう。

水分をキッチンペーパーで拭き取ってから、乾燥を防ぐために1切れずつラップでぴっちり包みます。

冷凍用保存袋に入れ、しっかり密閉させたら冷凍室へ。なるべく購入した日のうちに冷凍するのがおすすめです。鮮度をキープしたまま保存ができますよ。

切り身を購入した場合も同じ手順で行ってくださいね。

下味処理をしてから冷凍

さわらの切り身に塩を振り、10分ほど置きます。それから調味料に漬けて、冷蔵室で20〜30分ほど保存しましょう。

調味料が浸透したら1切れずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍してくださいね。

さわらを冷凍保存するときのポイント

重要 ポイント

さわらの鮮度とおいしさをキープしたまま保存するには、以下のポイントに注意しましょう。

乾燥防止をする

乾燥は、食感や味が変わる原因になります。1切れずつぴったりとラップで包みましょう。

下処理をする

頭や血、内蔵などは、傷みやすく、臭みの原因になります。 保存するまえにしっかり取り除いて下処理をしておきましょう。

振り塩をすると、臭みが取れる上に、味も染み込みやすくなりますよ。

急速冷凍をする

食材を冷凍するときは、なるべく短時間で冷凍すると鮮度を保ちやすくなります。金属トレーにのせて急速冷凍するのがおすすめです。

さわらの冷凍保存を利用して料理を楽しもう

さわら

冷凍したさわらは、忙しい朝食にもおすすめ。下味処理をしてから冷凍したさわらは、解凍後に焼くだけで調理が完了するので、時短料理にも活躍しますね。

醤油みりん漬けや味噌漬け、塩麹漬けなど、味のバリエーションを変えながら冷凍保存を試してみてくださいね。