卵は、茹でたり炒めたりと、さまざまな料理に使いますね。常備しておきたい食材ですが、傷みやすいイメージがあるので、賞味期限がどれくらいか気になるもの。
そこで今回は卵がどれくらい日持ちするか、長持ちさせる方法などについてご紹介します。
卵の賞味期限は?どれくらい日持ちする?
スーパーなどで購入した卵には、パックなどに賞味期限が記載されていますよね。この期限は生で食べられる期限を指します。目安としては2週間ほどです。
賞味期限が切れたらからといってすぐに傷むわけではありませんが、品質は徐々に劣化していきます。できるだけ賞味期限以内に食べたほうが安心ですね。
もし食べるのであれば、変色している、変なニオイがする等の異常が見られないか確認したうえで、しっかり加熱をしてから食べてくださいね。
ヒビが入っていると傷みやすくなります。殻付き卵の1/3〜1/2程度の保存期間になるので注意しましょう。
卵の賞味期限を長くする保存方法って?
卵の鮮度を保って長持ちさせるなら、次のポイントを覚えておきましょう。
尖っている方を下にして保存する
卵は、尖っている側とそうでない側があります。卵を保存するときは、尖っている方を下にして保存しましょう。
卵の尖っていない方には、「気室」と呼ばれる空気の入った部屋があります。卵黄が殻に触れず、卵が長持ちするんですよ。
ドアポケットの卵トレイは使わない
冷蔵室の種類によっては、ドアポケットに卵の保存場所が設置されているものがありますよね。しかし冷蔵室のドアポケットは、開閉時に温度変化を受けやすいため、卵の保存には適していません。
さらにドアポケットは強い振動が伝わりやすく、卵を保存するとヒビが入る可能性があります。卵パックや市販のエッグホルダーなどに移して保存するほうがおすすめですよ。
加熱調理してから冷凍
卵は、錦糸卵や炒り卵などにして冷凍すると長持ちします。ラップなどで小分けにして密閉してから冷凍すれば、おいしく保ちながら保存できます。
ただしゆで卵などにして冷凍するのはNG。白身がカスカスになっておいしくないので注意してくださいね。
卵の賞味期限で注意することは?
10℃以下で保存
卵は常温保存ができるともいわれますが、10℃以下の冷蔵室で保存をするほうが安心です。卵が腐敗する原因でもあるサルモネラ菌は、10℃以下で保存をすれば繁殖を防げますよ。
賞味期限を過ぎたら加熱する
賞味期限は一般的に「安心して生食できる期間」を指しています。多少すぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、不安な場合は食べないほうがいいですよ。
また、賞味期限が過ぎてしまった卵を食べる場合は、生ではなくしっかり加熱調理をしてくださいね。
卵の賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう
卵は、とてもデリケートな食材なので、賞味期限には注意しましょう。保存方法によっては長持ちするので、賞味期限と一緒に覚えておきたいですね。