かぼちゃは、甘くておいしいのに加えて栄養価も高い食材。炒め物や煮物など、さまざまな料理に使えるのもうれしいですね。しかし、かぼちゃは1玉が大きく、余ってしまうなんてことも。ムダなく使い切りたいですが、どれくらい日持ちするか気になりますね。

そこで今回は、かぼちゃの賞味期限や日持ちさせる方法についてご紹介します。

かぼちゃの賞味期限は?どれくらい日持ちする?

かぼちゃ 保存

かぼちゃはもともと長持ちする野菜で、適した保存場所に置いておけば賞味期限は2〜3ヶ月ほど。しかしカットすると日持ちは短くなり、1/2カットなら冷蔵保存で1週間しか保存がききません。

長持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめ。加熱してから保存すれば1ヶ月ほど日持ちしますよ。

ただし、保存期間はあくまで目安。次のような状態だと傷んでいる可能性があるので、食べるのは控えるようにしてください。

・酸っぱい匂いがする
・かび臭い
・異臭がする
・柔らかくなっている
・内部が変色している
・カビが生えている
・皮がベタベタしている
・糸が引いている など

かぼちゃの賞味期限を長くする保存方法って?

かぼちゃの茹で方 レンジで温める

かぼちゃは、長持ちさせたいときは常温で丸ごと保存するのが◎。カットしたものは茹でてから冷凍保存をするといいですよ。

丸ごと保存する場合

かぼちゃは、新聞紙で丸ごと包んでから保存します。乾燥を防いでみずみずしく保つことができますよ。風通しのよい冷暗所に置いておきましょう。

カットして保存する場合

カットしたものは、火を通してから保存すると長持ちします。

かぼちゃの種とワタを取り除いたら、一口大にカットし、ラップをかけて電子レンジで加熱しましょう。かぼちゃ100gに対し2分が目安。

粗熱を取ったら冷凍用保存袋に入れて密閉して保存しましょう。

茹でたかぼちゃをマッシュにして、小分けして保存してもいいですね。平たく包んでおけば冷凍時間が早くなり、鮮度を保てますよ。

かぼちゃの賞味期限で注意することは?

注意 メモ

かぼちゃを長持ちさせるには、新鮮なものを選ぶのも大切。

ヘタの切り口が乾いていてコルク状になっているか、皮の色が濃い緑でずっしりと重たいか、カットしてある場合は、実の色が黄色く種がふっくらしているかをチェックするといいですよ。

かぼちゃの賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう

かぼちゃの茹で方

かぼちゃは、丸ごと常温保存がいちばん長持ちします。カットしたものでも正しく冷凍すれば保存がききますよ。賞味期限と一緒に適した保存方法も覚えておきたいですね。