独特の香りと歯切れのよい歯ごたえがおいしい「まいたけ」。炒め物やスープ、天ぷらなど幅広い料理で使えますよね。
まいたけは、切り方によってよりおいしく味わえます。料理に合わせて変えるといいですよ。
そこで今回は、まいたけの切り方についてご紹介します。
もくじ
まいたけはどこまで食べられる?下処理方法は?
きのこは一般的に石づきがついていますが、まいたけにはありません。スーパーなどで売られているものは、余さずそのまま使えます。
しかし根元に固いところがある場合も。まいたけの根元に包丁を斜めに入れ、削ぎ落すようにして削ぎ落としてくださいね。
また、まいたけを洗うのはNG。栄養やうまみが流れ落ちてしまうので、汚れがついている場合は軽く湿らせたペーパータオルで拭き取ってくださいね。
まいたけの切り方に種類がある!料理によって変えよう
まいたけは炒め物や天ぷら、炊き込みご飯など幅広い調理法で味わえます。料理に合わせて切り方を変えると、よりおいしく味わえますよ。
ちなみに代表的な切り方は以下の3種類。
・手で大きめに裂く
・細切り
・みじん切り
それぞれの調理法に合わせて食材の切り方を変えてみてくださいね。
まいたけの切り方|① 手で裂く
天ぷらや炒め物にするときは、まいたけを適当な大きさに裂いて調理しましょう。
包丁で切ると金気がまいたけにダメージを与えてしまい、食感や風味が落ちてしまいます。簡単に手で裂けるので、根元から料理に合わせた大きさに裂いて使いましょう。
天ぷらなら4~5等分、肉巻きなら20等分(大きめの一口大)が目安です。大きさをそろえると、火の通りが均一になっておいしく仕上がりますよ。
まいたけの切り方|② 細切り
きんぴらや中華炒めのときなどは、細切りがおすすめ。
ほかの素材と大きさをそろえることで、食べたときのまとまりや口当たりが良くなります。
包丁でもできますが、できれば手で裂いて、1枚を2~3等分するのがおすすめですよ。
まいたけの切り方|③ みじん切り
きのこペーストにしたり、コロッケやオムレツなどの具材にしたりするときは、みじん切りにしましょう。
まいたけは細かく切れば切るほどうまみが出やすくなります。小さく切っても弾力は失われないので、食べ応えがアップし、かさまし食材としてもぴったり。
みじん切りにするときは、軽く手で裂いて、5mm~1cmくらいに刻んでいけばOKです。ペーストにするときは、ハンドブレンダーなどを使うとよりなめらかになりますよ。
まいたけを切るときに注意することは?
まいたけを始めとするきのこ類は、調理する前にさっと湯通しすると、雑味やアクがでて風味がよくなります。
しかしまいたけは切り口からアクが出るので、黒っぽく変色して見た目が悪くなってしまうことも。
茹でるときに油を1滴落とすと、アクによる変色を防いできれいに仕上がります。和え物にして色をきれいに仕上げたいときなどは試してみてくださいね。
料理に合わせた切り方でまいたけ料理を楽しもう
まいたけは、手で大きく裂くだけでなく、細切りやみじん切りでももおいしく食べられます。手で裂くときは、できるだけ大きさを揃えるのが上手に火入れするポイントです。
まいたけの切り方を覚えて、料理に合わせた切り方でまいたけのうまみや食感を楽しんでくださいね。