「板ずり」を知っていますか?レシピ本などでも見かける言葉ですが、どのような意味なのか知らない人もいますよね。
そこで今回は「板ずり」とはどのようなことを指すのか詳しくご紹介します。
「板ずり」とは?
「板ずり」とは、野菜の下ごしらえの1つで、食材に塩をまぶしてまな板に擦ること。
食材の表面をなめらかにしたり、色を鮮やかにしたりする効果があります。また、表面が軽く傷つくので、味がしみやすくなりますよ。
「板ずり」はどんな食材に行うの?
「板ずり」は、主にきゅうり・オクラの下ごしらえで行われます。また、ふきも皮を剥きやすくするために「板ずり」をするんですよ。
「板ずり」のやり方は?
まな板の上に食材を並べて塩を振りかけ、両手で押しながらゴロゴロと転がします。表面がなめらかになったら水で軽く洗えば完了です。
まな板がないときは、塩を振りかけた食材を手に取り、1本ずつ手で擦ればOKです。まな板に置くときよりも時間がかかりますが、洗い物が減るしていねいにできるメリットがありますよ。
「板ずり」で食材をもっとおいしく食べよう!
きゅうりなどの食材を使う前に「板ずり」を行えば、見た目も味もよりよくなりますよ。少しの手間でもっとおいしく食べられるので、ぜひやってみてくださいね。