肉や魚を入れて鍋や煮物をしていると、アクが出てきますよね。濁った色をしているので撮ったほうが良さそうですがおっくうなので、アク取りを必ずしなければならないのかと気になったことはありませんか。
そこで今回は、肉や魚を使った料理のアク取りについてご紹介します。
アク取りってなに?
そもそも「アク」とは、肉や魚、野菜に含まれる渋みやえぐみなどのこと。アクを取り除けば、料理が臭みやにごりのないスッキリとした味になります。
野菜のアクは下茹でなどでアク抜きをすることができますが、魚や肉のアクは調理をしながら取るのが基本です。
とはいえ、完全に取り除かなくてはならないわけではありません。適度なえぐみを残したほうがおいしい料理もあるので、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。
アク取りのやり方
肉や魚を煮ていると、煮汁の表面に濁った泡が浮かんできます。これがアクです。おたまなどですくって取り除いてくださいね。
すくう部分が網目状になった「アク取り」という道具を使うと、余分な汁を取らずにアクが取れて便利ですよ。
アク取りをラクにする方法がある!
アクをおたまやアク取りで取り除くのはおっくうと感じる人もいますよね。そんなときは、アルミホイルやキッチンペーパー、アク取りシートを使えばラクに取り除けますよ。
アルミホイルの場合は、鍋よりも少し大きめにカットして、クシュクシュと軽く丸めてから使います。丸めたアルミホイルを開いて、鍋に落し蓋のようにして入れます。すると、浮いてきたアクがアルミホイルについて、アクが簡単に取り除けます。
キッチンペーパーやアク取りシートは、アクが浮いてきたら乗せるだけでOK。家にあるもので簡単にできますよ。
アク取りをしておいしく料理を食べよう!
肉や魚を使った料理は、アクを取ることでさらにおいしくなります。少し手間だと感じる人は、アルミホイルなどを使えば簡単にアク取りができるので、ぜひ試してみてくださいね。