レシピの分量表記に「100cc」と記載されていたものの、計量カップには「100ml」とあったら、「これって同じでいいの?」と疑問に思いますよね。
100ccと100mlでは何が違うのでしょうか?
100ccと100mlは同じ量なの?
100ccと100mlでは単位の表記が違うので、違うものではないか?と混乱してしまいますよね。
しかし、100ccと100mlは同じ体積を表しています。100cc=100mlと考えて問題ありませんよ。
100ccと100mlの2つの単位があるのはなぜ?
100ccと100mlは同じ量を表しているのに、どうして違うの?と疑問に思うかもしれません。
これはそれぞれの単位の成り立ちが違ったためです。
「cc」は「シーシー」と読み、一辺が1cmの立方体の体積を表す単位として生まれました。 英語の「cubic centimetre」を略して「cc」書かれています。一方の「ml」は「ミリリットル」と読み、1L(リットル)の1000分の1の体積を表す単位として使われました。
どちらも同じ量を表していいて混乱を招くため、最近ではmlを使うことが多くなっています。
100ccや100mlはどれくらいの量になる?
100cc(=100ml)は、計量スプーンや計量カップではどれくらいの量になるのでしょうか?
大さじは1杯あたり15ml(cc)なので、大さじ6杯と3分の2杯でちょうど100ml(=100cc)になりますね。
計量カップの場合は、1カップが200ml(cc)なのでちょうど半分で100ml(=100cc)となります。
ちなみに、100ml(=100cc)あたりの重さとなると計るものによって違ってくるので注意が必要です。同じ体積であってもモノの密度が違えば重さが変わるからです。
100ml(=100cc)あたりの重さの違いは以下の記事を参考にしてください。