レシピに「大さじ1.5」や「小さじ1.5」と記載されていたら、1.5ってどうやってはかればいいの?と疑問に思いますよね。
今回は大さじ1.5や小さじ1.5がどれくらいなのか、計量スプーンで入れるにはどうすればいいのかを説明します。
大さじ1.5や小さじ1.5ってどれくらい?
大さじや小さじで1.5と記載されているとわかりにくいですよね。
計量スプーン1杯とその半分を入れるということなので、
小さじ1.5: 5ml + 2.5ml = 7.5ml
ですね。
大さじ1.5や小さじ1.5はどうやってはかればいいの?
量はわかったけど、そんな微妙な量をどうやってはかっていれればいいの?という疑問も出てきますよね。
1.5をはかるときは、まず1杯を正しくはかり、その後0.5をはかって加えればいいんです。はかるものが液体か固体かでやり方が少し違うので、それぞれ説明します。
液体で大さじ1.5・小さじ1.5をはかる
まず、液体の計量スプーン1杯をはかるときは、表面張力がポイントになります。スプーンの縁いっぱいまで入れて表面張力で盛り上がった状態が1杯です。ギリギリこぼれないくらいが目安になります。
次に0.5をはかるときは、スプーンの底から三分の二の高さまで入れましょう。スプーンの容量の7割くらいまで入れるとちょうど半分の量になるんです。
固体で大さじ1.5・小さじ1.5をはかる
固体の計量スプーン1杯をはかるときは、スプーンのフチの高さに合わせて平らにした「すりきり」がポイントです。
まず、スプーンにふんわりと山盛りの状態にすくいます。そして、スプーンの柄やヘラなど平らな道具でスプーンのフチを滑らせながら余分な部分を払い落とせばちょうど1杯となります。
次に0.5の分をはかるときは、計量スプーンですりきり1杯とったら、その真中にヘラを垂直に入れて半分払い落としましょう。これでちょうど半分の量をはかれます。
大さじ1.5も小さじ1.5もやり方は同じですよ。
大さじ1.5や小さじ1.5の重さはどれくらい?
大さじ1.5や小さじ1.5を正確にはかりたいというときは、重さを目安にしてキッチンスケールを使う方法もあります。
調味料によって重さは違いますが、大さじ1杯あたりの重さがわかっていれば、それを1.5倍した重さにするだけなので計算は簡単です。
以下に、調味料ごとの大さじ1.5と小さじ1.5の重さ(g)を一覧にしたので参考にしてください。
液体調味料の大さじ1.5と小さじ1.5の重さ
● 水 大さじ1.5=22.5g/小さじ1.5=7.5g
● 酒 大さじ1.5=22.5g/小さじ1.5=7.5g
● 酢 大さじ1.5=22.5g/小さじ1.5=7.5g
● 醤油 大さじ1.5=27g/小さじ1.5=9g
● みりん 大さじ1.5=27g/小さじ1.5=9g
● 油 大さじ1=12g/小さじ=4g
粉末状調味料の大さじ1.5と小さじ1.5の重さ
● 上白糖 大さじ1.5=13.5g/小さじ1.5=4.5g
● グラニュー糖 大さじ1.5=18g/小さじ1.5=6g
● あら塩 大さじ1.5=22.5g/小さじ1.5=7.5g
● 食塩 大さじ1.5=27g/小さじ1.5=9g
● 小麦粉 大さじ1.5=13.5g/小さじ1.5=4.5g
● 片栗粉 大さじ1.5=13.5g/小さじ1.5=4.5g
ペースト状調味料の大さじ1.5と小さじ1.5の重さ
● 味噌 大さじ1.5=27g/小さじ1.5=9g
● バター 大さじ1.5=18g/小さじ1.5=6g
● マヨネーズ 大さじ1.5=21g/小さじ1.5=6.9g
● ケチャップ 大さじ1.5=22.5g/小さじ1.5=7.5g
メーカーや製法によって同じ調味料でも重さが違うことがあるので注意してください。