レシピのなかに「塩...適量」と書かれていたら、「適量ってどれくらい?」と疑問に思いますよね。
今回はレシピの分量に迷わなくてすむように、「適量」がどれくらいの量を指すのかについて説明します。
適量とはどれくらいの量なの?
「適量(てきりょう)」とは「ちょうどよい量」のことなので、レシピで使われる場合には「料理に見合ったちょうどよい量」を意味します。
「料理に見合ったちょうどよい量」といわれても...と迷ってしまうかもしれませんが、要するに「味見をしながら自分の好みで調整してください」ということです。
例えば塩なら、塩ひとつまみほど入れてみて味見をし、味見をしながら少しずつ追加していくイメージです。
レシピの適量と適宜は違うの?
レシピには「適宜(てきぎ)」も使われるので、「適量」と同じ意味?と思うかもしれません。
適宜は適量とは少し違い、「入れても入れなくてもよい」という意味が含まれます。適量は好みに合わせて量を加減して入れますが、適宜は入れても入れなくてもよい上、入れるときは味を見ながら調整するということになります。
適量を上手に入れるコツは?
適量は自分好みにすればいいので、決まった入れ方はありません。
ただ、調味料は入れすぎてしまうと味を変えるのが難しくなるので、少しずつ入れていくのが適量を調整するコツです。
作る量が多ければある程度一気に入れてもかまいませんが、味が一気に変わってしまう可能性があります。適量のときは「味見をしながら少しずつ入れる」と覚えておいてください。