フレッシュなみずみずしさと酸味が魅力のキウイ。ビタミンCがたっぷりで美容効果も期待できる果物です。ただ、買ってきたキウイがまだかたくておいしくなかった…という経験はありませんか?
今回はキウイの食べ頃を見極める方法をご紹介します。
もくじ
キウイは置いておけば食べごろになる?
果物のなかには、購入してきてから常温で置いておくことで食べごろになる(追熟する)ものがあります。キウイもその一つ。
食べ頃の状態で売っているものもありますが、完熟状態でないものを購入した場合は、自宅で追熟させましょう。
下記の食べ頃の見極め方を覚えて、一番おいしいタイミングで食べてくださいね。
キウイの食べ頃を見極める方法は?
キウイの食べ頃は、触ったときの触感で判断することができます。
キウイを手のひらで優しく包むように持って、少し弾力を感じるくらいのやわらかさなら食べ頃です。
また、ヘタのまわりがやわらかくなっているものも完熟しているサインです。
あまり強く握りすぎるとキウイが傷んでしまうので、優しく触るようにしてくださいね。
キウイの食べ頃は見た目ではわからない?
キウイは完熟しても皮の色が変わりません。果肉が緑色のグリーンキウイ、果肉が黄色いゴールドキウイどちらも同じことがいえます。
そのため、見た目だけで食べ頃を判断することは難しいといえます。
キウイを食べ頃にするにはどうしたらいい?
キウイがまだかたくて未熟だった場合は、冷蔵庫に入れず、常温で置いておいて追熟させましょう。
直射日光や冷暖房が当たらない、冷暗所に置いておくのが理想です。
早く追熟させたいときの裏技がある!
常温においておくよりもさらに早く追熟させたいときは、リンゴやバナナ、みかんと一緒に保存するのがおすすめ。
それらの果物が放出する「エチレンガス」が、キウイの追熟を促してくれるんです。
とくにりんごはエチレンガスを多く出す果物なので、同じビニール袋などに入れて口を軽く閉じておけば、キウイが早く食べ頃になりますよ。
キウイが食べ頃になったらなるべく早く食べよう
キウイが食べごろになったら、熟しすぎて腐ってしまう前になるべく早く食べるようにしましょう。
完熟したらそれ以上の追熟を避けるため、冷蔵庫に入れて保存してください。
すぐに食べられない場合や、たくさんあって食べきれないという場合は冷凍保存するのもおすすめです。
キウイの保存方法などについては、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
キウイの食べ頃を見極めておいしく食べよう
完熟したキウイは甘みが増してとってもおいしいですよ。最高の状態で食べるために、ぜひ食べ頃を見極めてください。
キウイの皮には殺虫剤などの農薬が残っていることが多いので、食べる際はしっかり洗い、皮は厚めにむくようにしてくださいね。