「春の風物詩」とも言われるホタルイカ。酢味噌あえや炒めもの、炊き込みご飯やパスタなど、様々な料理で美味しく食べられます。
今回は新鮮な生のホタルイカを家庭で茹でる方法をご紹介します。
もくじ
ホタルイカの茹で方|生では食べられない?
ホタルイカは寄生虫を持っている可能性があるので、家庭で食べる場合は必ず茹でるなどの加熱処理が必要になります。
新鮮なものであっても、生では食べないようにしてくださいね。
ホタルイカの茹で方|茹でる前の下処理は不要
ホタルイカは、茹でる前に内蔵を取り出すなどの下処理は特に必要ありません。
ザルかボウルに入れ、流水でやさしく洗い汚れを落としておくだけでOKですよ。
ホタルイカの茹で方|簡単な茹で方を紹介!
鍋にお湯をたっぷり沸かし、塩を入れます。塩の割合は水に対して2〜3%が目安。1リットルのお湯の場合は大さじ2杯ほどと、少し多めです。
沸騰したら吹きこぼれない程度の火加減にし、洗ったホタルイカをそっと入れて約1分ほど茹でます。
内臓が破裂しやすいので、かき回したりせずにそっと茹でるのがポイント。茹ですぎにも注意してください。
茹だると色が赤っぽく変わり、ふっくらしてきます。1分経ったらそっとザルに上げ、冷水に入れて冷やしましょう。
予熱が入ると色が悪くなったり、えぐみが出たりする原因になるので、しっかり冷やすのもポイントです。
ホタルイカの茹で方|食べる前の下処理
ホタルイカは、食べる前に目や口、軟骨などの固いパーツを取り除くことで口当たりが良くなります。
飛び出した目と、ゲソの中心部分にあるくちばしは手でつまんで取り除きます。
軟骨は、ホタルイカの一番上のとがった部分をつまみ、硬い部分をひっぱるとするりと取り除くことができますよ。
ホタルイカの茹で方を覚えておいしく食べよう!
ホタルイカの茹で方のポイントは、茹ですぎないことと、内蔵が飛び出さないようにそっと静かに茹でることです。
ボイルしたものも売っていますが、新鮮な生のホタルイカを自分で茹でればその味は格別です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。