最近テレビやSNSで話題の「ブルースティック」。そんなに効果が高いなら使ってみようかな、と迷っている人も多いはず。

そこで今回は、実際に「ブルースティック」を使って、汚れを落としを実践した様子を大公開。

買ったらすぐできる、簡単に汚れを落とす方法をあわせて紹介します。

ブルースティックとは?

ブルースティック
簡単にいうと「ブルースティック」は部分洗い用の固形石鹸です。靴下などにつくガンコな汚れの下洗いに使います。

実はこれ、洗剤メーカーなどが開発したわけではなく「刑務所作業製品」とよばれる、更生施設で生まれた石鹸なんです。誕生した背景は少し特殊ですが、その効果の高さは「ブルースティック」を使ったことのある誰もが認めるところ。

経験者の人たちの口コミから、最近人気があつまっているんです。

ブルースティックの3つの特徴

ブルースティックがすごいといわれる理由は、その汚れ落ち効果だけではなく、さらに使いやすいように工夫が凝らされているところにもあります。

ただの洗濯石鹸とは違う、次のような特徴があるんですよ。

除菌もできる

ブルースティックのラベル

一般的な固形石鹸は油を含んだ汚れの分解がメインで、雑菌を退治するまでの力はありません。ブルースティックは一般的な石鹸の成分に加えて「除菌もできる」のが大きなポイントです。

ラベルに書いてある通り「除菌剤」が添加されています。雑菌などが繁殖して臭いが出ているような場合も、原因を根こそぎ退治してスッキリ洗い流してくれます。

スティック状で扱いやすい

ブルースティック
ブルースティックはその名の通り「スティック状」になっているのも大きな特徴。楕円形で太いので力を込めやすく、こすり洗いがスムーズにできます。

外装のビニールも好きなところでカットできるので、少しずつむいて使えば手を汚しません。

青色なので塗った場所がわかりやすい

ブルースティック
ブルースティックは青く着色されているので、塗り漏れているところが一目瞭然でわかるのもうれしいところ。

すすぐ前に洗いきれていない部分がわかるので、何度もすすぎとこすりを繰り返す手間を省けます。

ブルースティックは具体的にどんな汚れを落とせる?

ブルースティック

今回は実験として泥の汚れを落としてみましたが、ブルースティックが落とせる汚れはそれだけではありません。

泥のほかにも、皮脂の黄ばみや機械油の汚れ、靴の汚れまでスッキリ落としてくれるんです。

ブルースティックで落とせる汚れ
・泥汚れ
・作業着の汚れ
・襟や袖の黄ばみ
・食べこぼし
・靴の汚れ

基本的にブルースティックは「衣類についたガンコ汚れ全般に使える」と考えて大丈夫。大抵の汚れには効果があるので、気になる汚れを見つけたときになにかと重宝しますよ。

ブルースティックの使い方|泥や黄ばみの落とし方

ブルースティック
必須
ブルースティック
洗面器
あると便利
洗濯板

準備が整ったら、さっそくブルースティックを使って洗いましょう。

今回は、ガンコ汚れの代表格の「泥」で汚れたTシャツを相手に、実際にブルースティックを使ってその効果を検証します。

洗う前のTシャツはこんな感じ。土の上でこすったため、生地の奥にまで入り込んでいます。

①大まかに払い、濡らす

ブルースティックを使う前
まずは洗う前の下準備。泥など落とせる汚れの場合は大まかに払い落としておきましょう。ベランダなどにでてしっかりやっておくと作業の手間がぐっと小さくできます。

まだ濡れている場合は、流水ですすぐのもOKです。汚れを大まかに落としたら、水をためた洗面器の中に浸します。

②こすりつける

ブルースティックをこすりつける
汚れにブルースティックをこすりつけます。青い跡が残るくらいに強めに押し付け、生地同士をこすりあわせてもみ洗いしましょう。

ブルースティックをこすりつける
ただ手でこすったくらいではつかなかったので、洗面器の側面を使って押し付けました。しっかりこすりつけるとブルースティックの青い跡が全体に残るくらいになりました。洗濯板があると洗濯しやすいかもしれません。

③すすぐ

ブルースティックを使って汚れた水
もみ洗いを終えたら、洗面器の水の中で泳がせてすすぎましょう。簡単にすすいだあと、洗面器の水はブルースティックの青色と泥が混じってグレーになりました。

ブルースティックをすすぐ
汚れが落ちたら、新しい水に入れ替えてすすいでいきます。汚れの裏側からシャワーや流水を当てるのも効果的です。

④洗濯機で洗う

ブルースティック
すすぎ終えると、写真のようにキレイになりました。まだ泥の小さな粒子が繊維に入り込んでいて、完全に取り切れたわけではありませんが、ほとんど目立たなくなっています。最後に洗濯機で洗えば真っ白に洗い上がりますよ。

泥汚れは落としにくい汚れですが、手洗いだけでほとんど見えないくらいに落とせました。

これなら子供が汚して帰ってきても落ち着いて対処できますね。

ゴシゴシ洗いが苦手な人はブルースティックの液体タイプがおすすめ

ブルースティックは固形石鹸タイプが有名ですが、実は「液体」タイプもあるんです。

基本的な使い方や機能は同じですが、液体な分生地に浸透しやすく汚れを溶かし出しやすいメリットがあります。

ブルースティックの値段は?

ブルースティックは更生施設などの直売所に売られていますが、近くにない場合はネット通販を利用するのがおすすめです。値段はブルースティック3本セットと液体タイプ本が約1,000円〜1,300円ほどするようです。

『ブルースティック3本パック』

今回用意したブルースティック3本パックです。直売所で買うよりは少し割高ですが、ネットなら1本300円ほどで購入できます。

アマゾンでは140件以上のレビューがつき、平均4.4点とかなりの高評価のアイテムです。

口コミ
・スティックは包装紙が目盛り付きで破りやすく、今までなかなか落ちなかった襟汚れや靴下の汚れが強く擦ることもなく、キレイに落ちました。
・いつも泥だらけに汚してきますが本当に良く落ちます。「好きなだけ汚しておいで」と子供に言ってあげられます。
・野球部のユニフォームの泥汚れに使ってます。昔使っていたツケおき洗い用の洗剤は使わなくなりました。
内容量
3本
税込価格
1,300円

『横須賀 洗濯 洗剤 ブルースティック 液体版 250ml』

ブルースティックの液体タイプです。使い方は固形と同じく汚れた部分にかけて洗うだけ。固形でゴシゴシするのが大変な方はこちらがおすすめです。

内容量
250ml
税込価格
1,300円

「ブルースティック」の活用でガンコ汚れに悩まされない!

ブルースティック
ガンコな汚れに効果抜群の「ブルースティック」。ひとつあればいざというときの汚れ落としも慌てず対処できます。

1本がかなり大きいため、こまめに使っても長持ちするのもうれしいところ。

1回分をカットして使いやすくするなど、自分なりに使いやすいやり方に工夫しながら活用してみてくださいね。