モノが捨てられない!と嘆いている人はいませんか?買い物のたびにどんどん増えるアイテムで、おうちの中がいっぱいになって片付けるのもひと苦労…なんておうちも多いですよね。
ここでは、モノをどうしても捨てられない人へ整理のコツをご紹介します。コツを覚えるだけでスッキリきれいなおうちに近づきますよ。
捨てられないのはどうして?原因は?
いざ捨てようと思ってたくさんあるモノに向き合うと、「もったいない」「まだ使えそう」「思い出がつまってる」と考えて、どうにもうまく捨てられませんね。
これらの心理的なハードルがあるため、モノが捨てられないわけです。
解消するためには、その思いが起こらないように処分するものの基準をつくっておくことが大切なんです。「○○なアイテムは捨てる」と決めてから整理に取りかかれば、個人的な感情を取りのぞいて不要なものをまとめられます。
「捨てられない…」から抜け出す方法は?
捨てられない状態から抜け出すために、心理的なハードルを超える必要があります。そのための具体的な方法をここでいくつかご紹介します。
理想のおうちを想像する
まずは雑誌などから憧れの部屋を見つけて、こんな部屋にしたいなあと目標をつくります。つぎに立てた目標に合わせて捨てる量を決めていきます。
理想の部屋に棚が1つしかないのであれば、それに合わせるようにモノを調整するほかありません。「もったいない」と言わずに素敵なおうちになるようモノを取捨選択していきましょう。
もっといいもの、代用できるものがないか考える
理想がなくてもモノを処分する基準を設けられます。いまあるものを代用できるものがおうちにないか、もっといいものがないか考える方法です。
こうすることで、今あるものの価値を再度確認し、あまり必要と思わないことで処分にまわすことができます。
感覚的ではない判断軸を設ける
「思い出がつまっているから…」と感じるモノは特に処分が難しいですよね。そんなときは「直近1年で使っていないもの」「サイズが合わないもの」「汚れがついているもの」など分かりやすい基準を設けるのも手です。
これらの見て分かる基準があれば処分すべきかどうか明確になって整理がはかどりますよ。
アイテム別!捨てられないモノを片付けるコツ
いざ手を付けても、特に捨てられないものもありますね。ここではそんなアイテムの捨てる基準をご紹介します。
迷うくらいなら不要!と思い切って捨ててみるとすっきりしますよ。
書類
1枚ずつは薄くても積み重なると大きな場所をとる書類。子供が持ち帰ってくるものだけでもファイルひとつでは収まりませんよね。
「学校関係の書類は1年以上たったら全部捨てる!」などと期間を区切ると悩まずにすみます。確定申告などの大切な書類は何年残す必要があるのか把握して、年ごとにまとめておくと後々管理しやすいですよ。
服
どんどんと増えていく衣類は収納の大敵。「いつか着るかも…」と思って捨てられないアイテムも多いのではないでしょうか。
「1年以上着ていない服」「汚れ・しみがある」「サイズ・デザインが合わない」など、まだ着れるように見えて、これからも着ないものがほとんどです。その分のスペースを空けて新たにお気に入りを増やしたほうが素敵なクローゼットになると切り替えてみましょう。
ぬいぐるみ
愛着があってなかなか捨てられないのがぬいぐるみですね。もう必要ないな…と思ったものの、放置されたままになっていませんか?
ただ処分するのがかわいそうなら神社などに任せる方法もあります。ぬいぐるみや人形の供養を行っているところを探してお願いしてみるといいですよ。
本・雑誌・漫画
再度手にとって読みそうなので、全然捨てられない書籍類。でも思い返してみると、雑誌などは1度読んだらほとんど読み返すことがないと思いませんか?
漫画や本は特にお気に入りでないもの以外は捨てても大丈夫ですよ。もし間違えて捨ててしまっても、買い直せばいいと割り切ってこのタイミングで処分してみましょう。
やっぱり捨てられない…というときは?
理屈はわかるけど「どうしても捨てられない…」と感じる人もいますね。そんなときは、試しに小さな範囲からやってみることが大切です。いっきに整理しようと思うとなかなか大変なものです。
また、捨てたいけどもったいないと思ったものを袋に入れてとっておく方法もあります。半年や1年など、しばらくしてもその袋から取り出して使うことがなければ、それは生活に必要のないもの。心置きなく捨てられますね。
捨てられないから脱却して生活をスマートに
不要なものを捨てられたら、あとは残ったアイテムをしまっていくだけ。この際、模様替えもかねて収納を考えるのもいいですね。リフレッシュして気分もスッキリしますよ。
一度モノを捨てられると、買い物のときの意識も変わります。使わないアイテムを買わなくなると節約にもつながってスマートな生活ができますよ。