おむつや哺乳瓶、綿棒、ガーゼ、服など、ベビー用品の種類はさまざま。必要なものが細かくたくさんあるので、ついつい置き場所が分散してしまいますね。「いずれ大きくなってものも少なくなるはず…」となかなか収納に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんのためにも清潔ですっきりキレイな空間を作るために、今回はベビー用品の収納の基本と収納アイデアをご紹介します。

収納するベビー用品はどんなものがある?

まとめたベビー用品

ひとくちにベビー用品といってもいろいろなものがありますが、大きく分けると2つしかありません。

おむつなど、毎日お世話に使う「ケア用品」と赤ちゃんが身につける「ベビー服」の2つです。

それぞれに収納のコツがあるので、分けて覚えておくと収納が楽になりますよ。

ベビー用品の収納は手の届く場所にまとめる

赤ちゃんのケア用品

おむつや綿棒、ガーゼなどの毎日何度も使うケア用品。急に必要になることも多いので、「手の届きやすい場所にまとめて収納場所をつくる」とスッキリします。

1ヵ所にまとまっているので、探し回ることもなく、旦那さんにものをとってもらうときも伝えやすくなりますよ。

ただし、赤ちゃんの成長に合わせて必要なものも変わってくるので、1ヵ所にまとめない方がうまく管理できることもあることは覚えておいてくださいね。

ベビー服の収納は「丸めてまとめる」

ベビー服の収納

ベビー服は大人の服と違ってとても小さく、たたみにくいもの。きっちりたたんでもすぐに広がってしまうので、引き出しなどに丸めて立てて収納するのがおすすめです。

収納の際に、スペースを区切ってまとめるとよりキレイになります。コンパクトに丸めた服を、種類ごとに分けてカゴなどにまとめて入れてみましょう。

こうすることで、どこに何があるかひと目でわかり、お出かけ時の準備がスムーズになりますよ。

ベビー用品の収納アイデア!

ベビー用品は、何といっても「使いやすさ」を重視して収納することが大切です。アイデアを紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

ケア用品は持ち運びできるものを選ぶ

家のなかでもいたるところでケア用品が必要になると思います。そこで、持ちやすいカゴやキャスター付きのワゴンなどにまとめて入れておくと持ち運びできて楽です。フタ付きのものならホコリもたまりにくいので清潔ですよ。

使う場所にものを置く

おむつ交換ひとつとっても、家庭によって行う場所は違うと思います。そこで、「どこにおむつがあったら楽か」を考えて配置を決めます。

たとえば、ベッドの近くで作業する場合はベビーベッドの下に、トイレの場合はトイレの脇や洗面所の近くにと、使う場面を意識しながらものを置くことが大切です。

収納場所を一時的に用意する

ベビー用品の多くは、赤ちゃんが大きくなるまで一時的に必要なものです。持ちやすいカゴやキャスター付きのワゴンもそうですが、後々別の使い方をできるものを用意して、一時的に収納すると無駄がありません。

ベビー服であれば小さく軽いので、どこかに突っ張り棒で服をかける程度でもかまいません。落ち着いたときにゆっくり収納を考えるのも1つの手ですよ。

ベビー用品の収納に便利なアイテムは?

紹介したような収納にぴったりなグッズはたくさん販売されています。おしゃれなデザインなのでインテリアにもぴったりです。

『RASKOG キッチンワゴン』(IKEA)

イケアのキッチンワゴンはケア用品の収納におすすめ。キャスター付きなので使いたい場所まで持ち運ぶのも簡単です。

『天然素材 フタ 付き かご 収納 バスケット』(メルカド)

重ねても使える、可愛いフタ付きバスケットです。ベビー用品の収納のほかにも幅広い用途で使えます。フタ付きでものを隠せるので、部屋がスッキリして見えますよ。

『ピクニック バスケット 持ち手付き』(インテリア高錦)

持ち手付きのカゴです。急に必要になるおむつ類の収納にぴったり。セットにしてまとめておくと持ち運びやすく、焦ることもなくなりますね。

ベビー用品の収納を使いやすくしよう

整理されたベビー用品

毎日のように使うのになかなか収納場所が決められないベビー用品。大切なのは使いやすいように「まとめる」ことです。まとめることで、どこに何があるか把握でき、焦る心配もありません。

目が離せない赤ちゃんのお世話も、ちょっとしたひと工夫で余裕が生まれますよ。