家族みんなが使うお風呂場には、シャンプーや石鹸、化粧落とし、子供のおもちゃなど、さまざまなものがありますね。ごちゃごちゃしていて、どう収納したらいいのかと悩んでいる人は少なくありません。
そこで今回はお風呂場の収納方法について、100均グッズを使った収納アイデアなどをあわせてご紹介します。
お風呂場に収納するモノは「少なく」

一般的に、収納されているものには
● シャンプーやリンスなどのボトル
● 石鹸
● スポンジなどの掃除道具
● 掃除用洗剤
● 風呂桶や椅子
● 子供のおもちゃ
などがありますが、すべてをお風呂場内に置く必要はありません。
たとえば、入浴中に使うものは家族それぞれでシャンプーやリンスが違えば、化粧落としがあったり、ひげ剃りがあったりしますね。これらは個別にカゴにわけて入れ、お風呂場の入り口近くに置いて入浴するときだけ持ち込む方法もあります。
お風呂場内につねに置かなければいけないものには何があるかを考えて、一度収納するモノを整理してみてくださいね。
お風呂場の収納の基本は「吊るす」?

収納するときはスッキリ見せるだけではなく、できるだけ湿気がたまりにくい工夫をすることが大切です。次のポイントを意識して、収納してください。
吊るして収納する
スポンジや洗剤などは、床や棚に直接おかず、タオル掛けなどにS字フックを使って吊るしましょう。接地面が少なくなるので乾燥しやすくなり、カビの繁殖をおさえられます。
水切れのよいラックを使う
吊るせないものを置く場合、備え付けの棚を使うときは要注意。水切れが悪く、湿気がたまりやすい構造になっているかもしれません。
網状の水はけのいいラックなどを使うか、水はけをよくする台を敷くなどの工夫をしましょう。
お風呂場の収納のコツは?100均グッズを使ったアイデアは?

主だったものをご紹介するので、自分にあう方法を見つけてください。
タオル掛けにひっかける
洗剤は引き金部分を直接引っ掛ける、スポンジやブラシはS字フックに引っ掛けるなどができます。
シャワーホルダーにラックをかける
シャワーホルダーにワイヤーホルダーを引っ掛ければ、洗剤類をまとめて入れておけます。シャワーの側にあれば使い勝手もよくなります。
壁に吸盤型フックをつける
吸盤型フックを壁や浴槽などに設置して、すべての道具をつるせます。吸盤付きのカゴなら、こまごましたものもまとめて入れておけますね。
洗濯物干しバーに洗面器などをかける
洗面器や椅子など大きめのものは壁にかけると邪魔なので、洗濯物干しバーにS字フックで引っ掛けておくとそれほどじゃまになりません。
洗濯ネットに入れて吊るす
直接吊るすだけではなく、洗濯ネットにいれて吊るす方法もあります。こまごました子供のおもちゃなどはネットで吊るすと便利ですね。
お風呂の収納に便利なアイテムは?

『ハユール 湯おけEX』(リッチェル)
お風呂の小物は吊るせるものを選びましょう。リッチェルの風呂桶はフックを通す穴がついています。同じシリーズの椅子は浴槽のフチに掛けられるのでおすすめです。
『ラック ホルダー 』(エルピ)
強力な吸盤で支えてくれて、水はけもいいラックです。ワイヤータイプなのでフックを吊るせば下にも収納ができて便利。
『詰め替えそのまま MINI 7点セット』 (三輝)
シャンプーやリンスなど、ボトルを使わずに詰替パックをチューブのように使えるアイテム。ボトルを使わないので底が汚れることからも解放されます。
覚えておきたい

お風呂場の収納は水気を取るのがキレイを保つコツ

そこで、お風呂場を清潔に保つには、お風呂上がりに道具類の水気を切るだけでも効果があります。
水気を切るスクイージーや吸水性のよいタオルなどを置いておき、ササッと水滴を拭き取るだけなので簡単です。この道具も吊るしておけば邪魔になりません。
お風呂場は収納の工夫で掃除の手間を減らす

ですが、吊るす収納に切り替えて、できるだけモノを置かないようにするだけで、汚れるスピードは目に見えて遅くなるはずです。それだけでも掃除の頻度は少なくなり、掃除するときの手間も省けますね。
毎日気持ちよくお風呂を楽しめるように、収納に一工夫加えてみましょう。今回ご紹介した内容を参考に、どうすればスッキリ見せられるか、自分なりのアイデアを考えてみるのも楽しいですよ。